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干しシイタケを作ろう。

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干し椎茸です。 しいたけって からだにいいけど 干すことによって よりビタミンDが増えます。 香りも増えて そして 付け汁が だしとして使える。 いいことづくめだけど こんなに小さくなるのって 驚くくらい 縮みます。 だから干し椎茸って高いんですね。 農家の方の苦労がやっとわかる今日この頃です。 しいたけは 現在 スペインでも 簡単に手に入ります。 shiitake という名前で。 しいたけがあるだけで 茶碗蒸しもずっとおいしくなります。

ヨーグルトのビスコッチョ

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ヨーグルトのケーキというより ヨーグルト入りビスコッチョ。 これは 修道院のレシピーです。 いかにも 修道女のレシピーらしく はかり方が おばあちゃまの知恵・・・的。 オリジナル レシピより お砂糖は控えめにしています。 材料 ヨーグルト 1 パック (125㌘のもの) 卵      3個 砂糖    1  ヨーグルトのパックで測ります。 ひまわりオイル 1 小麦粉  3   ベーキングパウダー 小さじ 2 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜておく。 粉類以外を混ぜて そこに粉類をいれ まぜる。 18センチの型にいれて 190度のオーブンで 30分。 これは 作って4日目以降がおいしいです。 ビスカイア ドゥランゴ  サン・アントニオ・デ・パウア修道院のレシピです。

ねじりドーナツ ドイツ風

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シリーズ化したドイツ菓子 第4弾です。 Zuckerknoten ねじりドーナツ。 Zで始まってるところが いかにもねじってる感じ ですよね。 材料 マーガリン 40㌘ 砂糖    40㌘ 卵     一個 塩  ひとつまみ ラム酒  大さじ1 小麦粉   150㌘ ベーキングパウダー 小さじ1 すべての材料をまぜ 練って 30分休ませる。 打ち粉をした台で 厚さ5ミリくらいにのばし ほそいひも状に切ります。 軽く むすんで たっぷりした揚げ油で揚げます。 あついうちに砂糖の中で転がして できあがり。 村上春樹の「羊男のクリスマス」にねじりドーナツの呪いというのが出てきましたが これを作っていたら なんとなく また読んでみたくなりました。 この揚げ菓子 ラム酒が入っていますが スペインの揚げ菓子の場合は アニス酒が入っています。 どこの国も家庭で作るお菓子は なんとなく似ているのですね。

タルタ・デ・マンサーナ・ファミリアル 家庭的リンゴケーキ

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リンゴ入りのケーキです。 バジャドリッド シガレス サグラド・コラソン修道院のレシピを参照 でも 少し甘みを抑えて作りました。 卵 2個 砂糖   150㌘ 牛乳   200㏄ バター  150㌘  (溶かしておく) 小麦粉 150㌘ ベーキングパウダー 小さじ1 リンゴ 紅玉タイプ 4個 (皮をむいて 薄切りにします。) 作り方 卵を泡立て 砂糖を加えて もったりしたら 牛乳を加え 軽く混ぜて バターも加えます。 小麦粉とベーキングパウダーをまぜたものを入れて  薄く切ったリンゴを混ぜてできあがり。 こんなにリンゴをいれるのーーー!というくらいの量です。 なんとなく このまま リンゴの天ぷらをするのかしらっていう状態になりますが 心配ご無用です。 前もって バターを塗った型(22センチ 丸形)に入れて 190度に暖めたオーブンで だいたい30分から40分。 小さい時 九州出身の母が石垣饅頭というのを作ってくれていたのですが とてもよく似ています。 今 ネットで調べたら 石垣饅頭 丸く小さく作るのが主流みたいですが わが家の祖母ゆずりの石垣饅頭は このリンゴケーキと同じように 大きな丸形で作っていました。 なんといっても 石垣ですから。(笑) ほぼ 同じ作り方で リンゴのかわりにさつまいもを薄く切って入れていました。 祖母は マヨネーズも作っていましたが もしかして こういうのって スペインの宣教師から伝えられた物? と 想像してしまいます。 母が作ってくれていたものを 遠く スペインに来て 修道女のレシピーの中から見つけ出す。 なんだか不思議なつながりを感じます。 ここに来ることが必然的であったような。 母の家に持っていったら ほんとほんと 石垣饅頭だわって 喜んで 食べてくれました。 これは うちの長男が一番気に入っているケーキです。 天高く馬肥ゆる秋 スペインの空は いっそう高いので ますます 肥ゆる秋でございます。

お誕生日のためのケーキ。

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コンセルバトリーに通う息子の誕生日に作ったケーキ。 コンセルバトリーでは ピアノを弾いています。 だから ト音記号。 時間がなかったので ロールケーキにしました。 修道院のレシピーのブラソ・デ・ヒターノを参考にして作りました。 ブラソ・デ・ヒターノ  ジプシーの腕。 ジプシーの腕だから 普通 チョコレートが入っていて 色が茶色。 でも この古いレシピーには チョコレートが入っていません。 たぷん 踊る時のジプシーの腕が やわらかく 美しいので このおいしいロールケーキに この名前がついたのではないかと 想像します。 その後 近代に入って 色を付けた・・・・たぶん。 フランスでは マドモアゼルの腕。 美しい響きでございます。 12才になりました。寅年生まれです。 材料 小麦粉 200㌘ 砂糖   150㌘ 卵     6個 レモンの皮のすり下ろし 1個分 ベーキングパウダー 小さじ1 ハエンのアルカウデテ サンタ・クラーラ修道院のレシピーでは 砂糖は小麦粉と同量ですが クリームをかけるので 少しすくなめに。 別立て法で作ります。 ト音記号は チョコレートを電子レンジでとかして ハトロン紙で作った袋にいれ ハトロン紙の上に ト音記号を書き そのまま 冷凍庫に少しだけいれて 固め 紙を剥がして ケーキの上にのせます。 さっと つまんで 一口で食べました。 ご機嫌でした。

ロース肉のロースト

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なんとなくパエリアにでもしようと思っていたとりのもも肉。 今日は 豚肉の固まりを焼く予定にしていたのですが 昨日 急に外で食べてしまって ダブってしまいました。 明日に残していてもいいのですが なんとなく 鮮度が落ちてしまうのが気になります。 だから 一緒に焼いてしまいました。 タイム ローリエ 胡椒 オリーブオイル ローズマリー 塩 そして ワインをたっぷりかけて オーブンに。 途中で もう一度 ワインをかけます。 少なくとも 2カップくらい。 入れている野菜は ジャガイモ 玉葱 人参 にんにく ズッキーニ 赤ピーマン。 どっちの肉が余っても 次の日 使えると思っていました。 チキンのほうが人気があって 結局 豚肉が余りました。 薄切りにして(薄切りのつもり・・・。 ) マヨネーズを添えました。 次の日の 前菜。

やっぱり あんパンかな?

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あんパン 二度目の挑戦です。 一回目は 正当的 あんこを作ってみたのですが 今回は 手抜き。 手抜きあんこのほうが あんパン的だと思います。 個人的好みの問題もあるかもしれませんが 甘みを薄めにして あまり練らないで 和菓子屋さんの おいしいあんこにならないようにしたほうが パン生地にあう と思います。 パン生地は ブリオッシュ生地です。 とても おいしいお茶の時間を過ごしました。

やっぱり おにぎりかな?

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人生の光なんて おそろしげな名前なので かなり躊躇していた 自然食品メーカー。 ドイツ人バルバラがおすすめ だったんだけど  どんなものが来るか こわかった。 でも おいしい のりと梅干し。 おまけに 自然食品だから 紫蘇を使った自然の色。 お米も有機栽培のおいしいお米です。

アーモンド風味のマドレーヌ

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マドレーヌに ちょっとだけ アーモンド(粉)を混ぜてみました。 バター 200㌘ 卵4個 砂糖 160㌘ 粉類 小麦粉 150㌘ コーンスターチ 50㌘ アーモンド 50㌘ ベーキングパウダー 小さじ 1/2 アーモンドを入れたので レモンは省略して バニラだけ。 アーモンドが入っているせいか 一個でけっこうお腹がいっぱいになって ばくばく食べない。 うちの3人の子供達は あっというまに食べちゃうので これは とてもいいです。

ミートパイ風 エンパナーダ

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今日の エンパナーダ 。 ちょっと ミートパイ風に挽肉で作りました。 単に 余ったミートソースを冷凍しておいたのを使っただけ。 とにかく 何でもパン生地にくるんじゃうと 子供達は大喜びします。 何かが入っている おまんじゅう型食べ物って やっぱり うれしいですよね。 銀座の木村屋のあんぱんが食べたい 今日この頃でございます。 今日のメニューは  ちょっと辛めのポテト  をつけました。 ロース肉のエンパナーダ

チョコレート マドレーヌ

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チョコレート入りの マドレーヌ です。 ココアを生地にまぜて それから 切り刻んだブラック味のチョコも少し入れて それから  オレンジピール もいれました。 オレンジ 大好きなんです。 昔 東中野に住んでいて そこは 新宿にも近いのにけっこうしょぼい地域で でも スペイン映画が 安く借りられる貸しビデオ屋があって ポレポレ座という妹尾河童氏もたまに講演したりする小さな喫茶店があって そこで インカコーラなんて ほんもののコーラが飲める。 そして パオという カレーの食べられるテントのレストラン。 そんな素敵な東中野にある いかにもダウンタウンの菓子職人の店と言えど 一坪くらいのところに 和菓子と洋菓子とごっちゃに売っている店で オレンジピール入りのおいしいチョコが売っていました。 今もあるのかなー。 あの文化出版局のミセス と言う雑誌でも 紹介されて と 入り口に書いている。 その関係か 新宿の服飾関係の専門学校の卒業式の時は プレゼントに利用され 卒業のシーズンは ひたすら忙しそうに働いているおっちゃ。 あの東中野の匂いのする オレンジピール。 オレンジピールとチョコって 素敵な組み合わせ。

うずまき猫の見つけ方 

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一年くらい前に このど田舎におしゃれなパン屋さんができました。 壁がオレンジ色で 制服もおしゃれな パン屋さん。 さっそく行って シナモンロールみたいな形で 干し果物がたくさん入ったパンを買いました。 最初はたーーーくさん  オレンジピール のおいしいのが入っていたので 母もわたしも大喜びで ほぼ毎日 買っていました。 ところが 突然 干しぶどうだけに。 オレンジピールのおいしいのって けっこう高いから 採算があわなかったのかも。 それで 自分で作り出したのが これ。 ほぼ ブリオッシュ生地で作ります。 生地をめんぼうで 大きく広げて  溶かしバターを塗り シナモンシュガーをさっと全体にかけて その上に クルミ・レーズン・ オレンジピール 等を小さく切ったのを 広げます。 巻きずしみたいに つまり ロールケーキみたいに ぐるぐると巻いて 輪切りにして 切り口を上にして 鉄板にならべ 発酵した後 中火のオーブンで約二十分。 クルミのかわりに松の実でも おいしい。 うずまき猫もきっと好き。 きっと きっと 食べに来る。 オレンジピール入りシナモンロール。

cucurucho

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ククルーチョ アイスクリームのコーンのことを ククルーチョと呼びます。 正確には ククルーチョ ・デ・ガジェタ。 クッキー生地のククルーチョ。 三角形の形にくるりん と まいたものを ククルーチョと呼びます。 だから あのセマーナ・サンタのときにかぶっている帽子もククルーチョ。 昔は 新聞紙を やっぱりくるりんと まいて ククルーチョを作っていました。 そして 百ペセタで いっぱい  チュロ  をいれてくれました。 それは たぷん 1990年。 バルセロナオリンピックが始まる前のバルセロナ。 昔は 日本も 焼き芋を買うと 新聞紙で包んでくれたものです。 八百屋さんも。  Te quiero mucho, cucurucho.  テ・キエロ・ムーチョ・ククルーチョ とっても愛してるよククルーチョ という 言葉遊びにも登場します。 アイスクリーム屋さんで カップとコーンとどっちか選ばなくてはいけない時 ククルーチョって 言いましょう。 何度も発音していると とっても 嬉しくなる魔法の言葉 ククルーチョ。

海に行ってきました。

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ひさしぶりのアルメリア。 カボ・デ・ガタ いつも行くレストランに行ったら オーナーが変わっていて まずくて食べられなかった。 元オーナーはイタリア人だった。 だから 安心してパスタが頼めた。 それなのに がっくり。 なんとなく 食べる気がうせて そのまま帰路につく。 帰ってから ものたりなくて イカリングのフライといわしの唐揚げ。 イカリングは マヨネーズといっしょにボカディジョ(バゲットのサンドイッチ) 初めてスペイン人のお宅にごはんを食べに行った時のメニューがこれだった。 鰯の唐揚げといかの唐揚げ。 彼らはフリトー(揚げ物)が好きだ。

クリスマスに備えて オレンジピール

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スペインのオレンジはおいしい。 絞って おいしいジュース。 皮でつくるオレンジピール。 クリスマスのお菓子 フルーツケーキ 去年のクリスマスに習ったドイツのシュトーレン そして  ロスコン・デ・レジェス 。 うちで作る オレンジピールは ずっと おいしい。 お茶請けにもどうぞ。 オレンジの皮は一晩 水につける。 水をすてて 新しい水で 煮こぼす。 沸騰したら 水を捨てることを二回か三回して 新たに 水を入れ 砂糖を入れて煮る。 オレンジの皮のだいたい 70から80%の量の砂糖。 じっくりと。 だいたい 二時間くらい。 お日様に軽くあてて かわかして 保存。 小さくきざんで ラム酒につけて フルーツケーキとシュトーレンのための用意。 クリスマスは けっこう 色んな国のケーキを作ります。 楽しい。

朝食用の小さなパン

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朝 ちょっとだけ早く起きて パンを焼く。 小型パン バンズ 朝からパンをこねるのはめんどうだから 夜のうちにこねて 一回発酵させ 袋に入れて 冷蔵庫に。 朝はパンパンに膨らんでいる。 形を作って 発酵して 焼く。 朝から良い匂い。 余った生地はもう一度 袋に入れて 冷蔵庫。 おやつはこの生地を使ってビザ。

マドリッドでも Salon de Chocola

マドリッド 11月12 13 14日 場所 IFEMA マドリッド フェリア会場      地図 (地下鉄アクセス路線図) ビデオは 今年伊勢丹での サロン・デ・ショコラ チョコレート 大好きです。

チュロスをつくろう。 

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スペインの代表的お菓子チューロです。 あまり写真写りのよくない方です。 で やっぱり  チュレーラ を使いました。 今日は シンプルな方の チューロ。 料理人コースに行ってた時は さすがに レストランのシェフのレシピだったので バターが入って ゴージャスなチューロだったのですが 今日は 昔ながらの素朴なチューロ。 メジャーカップ または 普通のコップでも マグカップでも なんでもいいです。 粉と水をほぼじ容量 用意します。沸騰すると 水は減るので その分 少し余計に 水を用意してください。 そして お塩を少々。 一カップにつき 小さじ半分くらいを目安にしてください。 水を火にかけて 沸騰したら 火を弱めて 粉と塩を一気にいれて 木じゃくしでよくこねます。 シュー・ア・ラ・クレーマのシュー生地を作る要領で。 なめらかになったら 絞り出し袋またはチュレーラにいれて 絞り出します。 油に絞り出しながら 作るより ハトロン紙 (スペイン語では papel vegetal 植物性の紙 大手のスーパーか文房具屋さんで売っています。)の上に絞り出して 作った方がらくです。 油は強火で 揚げます。 油を切って シナモンシュガーをかけて チョコレートドリンクかカフェ・オ・レといっしょに。 スペインの典型的 朝ご飯。 このビデオで見ると 材料はちょっと違うのですが 作り方のこつがよくわかると思います。 アルゼンチンのビデオです。 だから 飲み物のチョコレートの作り方がちょっと おしゃれ。 アマレットをいれて 生クリームを絞り出してる。 うーーん 肥りそうだ(笑) イタリア系の人も多いから アマレットをいれちゃうんだろうなー。 でも おいしそうです。 一度 試してみたいと思います。(今 ダイエット中なので 終わってから) スペインのスペイン語に慣れていると 違いがわかるのですが すごく おおらかなしゃべり方。 チェ・ゲバラもアルゼンチンの人ですよね。 青年時代のチェ・ゲバラを描く映画Motorcycle Diaries 。 バイクに乗って 友だちと旅に出るのですが チリの女の子たちに 「ぼくたち アルゼンチンから来てるんだ」と言ったら 笑われて「そんなのしゃべり方で簡単にわかるわ」と言われてしまう場

ロース肉のエンパナーダ

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エンパナーダの中身です。 前回はツナ でしたが 今回は豚肉です。 ロース肉は 薄切りをさらに 棒状に切って にんにくとオリーブオイルでいためたあと 油はこして別にしておく。 肉をフライパンにもどして ワインの赤でしばらく煮ます。 そして  トマトソース とあえてできあがり。 今日は大きく作って 切り分けました。 パン生地の作り方は こちら とほぼ 同じですが 肉を炒めた油をバターのかわりに混ぜます。 ちょっとあつかいにくいですがよくこねます。 バターなしで こねて 発酵させ 形を作る時に 油を混ぜて 一度 こねなおします。 大きく作る時は 真ん中に小さな穴をあけます。 これをチメネア chimeneaと言います。 発酵させて 卵の黄身を塗って 200度のオーブンで だいたい 25分くらい。 chimeneaは 煙突という意味ですが 暖炉もやっぱり チメネア。 考えてみたら 暖炉って 煙突の下で火をくべてるだけですね。 今日は エンバナーダと 地中海風ポテト  そして サラダでした。

メロンパンの先祖?シュトライセルクーヘン

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ドイツ菓子第2弾です。 ご近所のバルバラに教えてもらったレシピー。 パン生地のお菓子って 甘みが少なくて スポーツ少年のおやつにぴったり。 今日は火曜日のサッカーの試合にそなえて 練習があったので シュトライセルクーヘンを 作りました。 ちょっと メロンパンを思い出しそうな 味で 母も大喜びです。 生地 強力粉 250㌘ 生イースト 10㌘ 牛乳  30から50㏄くらい 卵   一個 砂糖  50㌘ レモンの皮のすりおろし 半個分 生地の上にかける シュトライセル 小麦粉と砂糖 バター 同量 シナモン 少々 つや出しの卵の黄身 一個分 イースト生地は かなり最初べたべたしてますが よくこねて 発酵。 はっこぅしている間に シュトライセルをつくります。 フォークで 全体がさらさらになるまで 切りながらまぜていきます。 今日は 70㌘ずつ 使いました。 発酵した生地を ケーキ型にいれます。 25×18センチの角形でつくりました。 生地に卵黄を塗って その上に そぼろのような シュトライセルをおきます。 30分くらい発酵させて 200度のオーブンで20分くらい焼きます。 今日はお昼ご飯を作りながら 焼いたので ちと焦げ気味ですが とてもおいしかったです。

マドリッドの食べ物フェリア

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招待国アルゼンチンの食品 第七回 Eating Madrid  9月2日から5日まで 野外でのガストロノミーのフェリア。 場所 サンタ・クルス広場

カモミールのもう一つの使い方

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カモミールの野生種です。 野生のヤギの大好物でもあります。 人里離れたアラブ系の城 このまわりに5月くらいにたくさん カモミールが見られます。 野生のラベンダー 野生のタイム 人間の作る匂いから離れて 匂うのは自然の匂いだけ。 最近 実はダイエット中です。 もう 25日過ぎました。 3㌔ちょっと やせました。 目標まで あと 4㌔。 スペインでは よく マンサニージャと言って カモミールティを飲みますが カモミールには 痩せる効果があるそうです。 え でも スペインでよく飲まれているんでしょって 疑問を呈するかもしれませんが。 でも 一応 そういうことになっているんで 最近は せっせと カモミールティをいただいています。 でも ほんとに カモミールというのは ハーブの中でもなかなか 強いものらしく あまりに大量に飲むと 内出血の可能性があるので 妊娠中は飲まない方が良いと ハープの本には書いています。 たしかに子供が 吐いたりした時 たった一杯飲ませただけで 吐き気が止まったり かなり 効果があるので たぶん ほんとにほんとに 大量に摂取したら そういうこともあるのかもしれません。 それから 下痢の時も かなり効力をはっします。 それから のどが痛い時は カモミールティのさめたもので うがいをすると 効果あり。 ところて゜ カモミールには もう一つ 効用があるそうです。  参考 こちらのページ (スペイン語) それは 髪の毛の色を明るくする。 これは 試してみてはどうでしょう。 カモミールシャンプーの作り方 カモミール 大さじ 2 水      2カップ 石けん(自然に作った石けん)削った物 大さじ1 なべに 水とカモミールを入れて 沸騰させる。 5分間煮る。 火から下ろして 石けんを混ぜる。 少なくとも つやつやにはなるのではないでしょうか。 リンスはレモンの絞り汁で。

なぜ ドイツ人は 食事の時 パンをたべないのだろう。

世界で一番 パンを食べるのは スペイン人。 ガスパッチョを食べる時だって 家での食事なら パンをちぎって ばんばんいれて 食べちゃいます。  ソースに軽くパンを浸して それをフォークで突き刺し それも口の中へ。 子供達が 料理ばかりぱくぱく食べていると パンを食べなさいって パパに叱られます。 日本食だって おかず食い とかなんとか言われて 叱られますよね。 その反対にドイツ人はパンを食べない。 ドイツ人の家に食事の招待で行くと アペルティーポで 少しパンが出て そのあと メインディッシュが 出るとさっさと パンは片づけられる。 夫が ぼくは パンがないと 食事ができないんだ と言うと この家は ドイツなのよね っとか いいながら しぶしぶ パンを出してくれる。 食に関して スペイン人は ガンコなのだ。 わたしは どこに行っても そこの方式で食事ができる。 日本人って 実は一番 柔軟な国民だと思いませんか。 宗教にしたってそうでしょ? 友だちは イスラム教の人と恋に落ちて さっさっと イスラム教徒になった。 それが良いか悪いか言えないかもしれないけど 余計なことを考えすぎて その時の気持ちを押し殺さなくてすむ と言う点は いいと 思う。 話は ずれてしまったけど その時 初めて ドイツ人はパンを食事の時に食べないということを知った。 その代わり 茹でたジャガイモは 山のように出る。 ソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィチの一日」を読んでいて なぜ ドイツ人はパンを食べないのか という疑問に対する答えみたいな物を見つけた。 イワンは 収容所に入っている。 食事は 具のほとんどないスープとパン。 でも スープとパンを一緒に食べるとお腹がいっぱいにならない。  スープをゆっくりすすって そのあと パンをかみしめるように 味わうと おなかがいっぱいになる。  大昔は 北ヨーロッパは ほんとに食べ物が少なかった と思う。 たとえば 京都の煮物って きちんと材料を別々にして 煮る方法があるでしょ? 色がきれいに出るし 味も上品。 うちの両親は九州だから ごった煮だ。 醤油をいれると 色も全体に同じになって きれいではない。 ラタトーイユにそっくりなピストという料理がスペインにある。 マドリッドでは 全部の野菜を

今日のマドレーヌ

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シリコンの マドレーヌの型 を買って 二度目のマドレーヌ。 今日のほうがおいしそうにできた。

ガスパッチョを作るための機械 ブレンダー

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ガスパッチョ を作るためのブレンダー。 なぜ これを買ったかというと これがついていたから。 これです。 コーヒーミルがついてる。 コーヒーだけでなく アーモンドやクルミをひくことができる。 マサパンやドイツのクルミパンが作れるなと。 チーズを削るための取っ手付き削り機にしようかな とも 考えていたのですが ちょうど ブレンダーがこわれたので。 これを買いました。 moler 挽く molinillo ひき臼 クルミなどがひけると クルミオイル ピーナッツオイルなども作れて 味が広がります。

豚肉のワイン煮

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今日のごはんは 豚肉のワイン煮に ニンニクピラフを添えました。 ワイン煮は 玉葱だけ ピラフは ニンニクだけというシンプルさがおいしい。 お肉は ピンチョ を作った時に余ったものにワインをかけて 冷蔵しておいたもの。 取り出して 少し水気を切って 炒めたあと ワインを たっぷりかけて 柔らかくなるまで煮ただけです。 ワインは 基本的に何でも良いのですが お料理用に売っているものではなく 安いけど 飲んでみて すっきりおいしいって感じるもののほうが 料理の味もよくなります。 低血圧の時は 養命酒がわりに コピータをウン・ポコ。 今日は すっきりと 野菜をいれず シャープな味にしあげたので これに  ピスト マンチェーゴ を つけました。 そして 今は おいしい こぶりの洋梨が食べ頃なので それがポストレ。 わたしは 残念ながら下戸なので ワインについては 語れませんが おいしくワインを味わいながら食事をする という情景にあこがれます。 El vino nos habla ワインのささやき スペインワインなどなど  を ご覧になると とても参考になると思います。

ピクニックにかかせない おうちメニューのトルティージャ

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もうすでに トルティージャ  (スペインオムレツ)については 書いてるのですが ほんとに大事なメニューなのでもう一度。 前回は 料理人クラスで習った レストラン仕様でしたが 今回はわが家のトルティージャ。 基本的には同じなのですが もちろん サルサなしの いかにも スペインの食べ物。 作り方は前回と同じなので ここでは ポイントだけ。 とにかく一番大事なのは ジャガイモを薄く 薄く 切ること。 そして ゆっくりと揚げる。 とろとろな感じになるように。 薄いと ポテトチップスみたいな状態になりやすいので そうならないように 弱火で揚げる。 ジャガイモ 約300㌘に玉葱4分の1くらい。 玉葱は大きいもの。 小さかったら半分。 揚げる時 赤ピーマンを入れて 作る時は うちの場合は別にしています。 そして出来上がったトルティジャの上に のせると スペイン国旗の色。 個人的好みでは このくらい焼き色がついてるほうが好み。 で 口にいれると とろーんと 溶ける。 油で揚げることに抵抗のある人もいますが 新しい油を使えばもたれません。 83才のうちの母も 大喜びでぱくぱく食べます。 このとろりーんという 口当たりが 不思議だって いいながら。 ピクニックにかかせないメニューですが ピクニックは スペインでも ピクニックと呼びます。 イギリスのとても素敵な 発明ですね。 オランダ人に訊いたら やっぱり オランダでもピクニックって 言うんだって。 世界共通の素敵な習慣。 ピクニックに行こう。

クリスタル・シリコン

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前回の続きでシリコンです。 で なんでシリコンの型を買うのに3年間も悩んだかというと やっばり その色に問題があるのではないかと思う。 持ってるのは 刷毛 これは 前回も書いたように 毛が落ちないので衛生面で合格。 それから いわゆるゴムべらといわれるもの。 たいてい ABS樹脂のものが多いと思うが やはり ものによっては 暖かい生地を型に流さなくてはいけない場合もあると思うので 安全性で シリコンのものを購入。 安全性は考えたけど 長時間 オーブンに入れる型とは 違うので 色がどきつくても がまんできると思った。 だから かもしれないが こういう新商品をネットで見つけた。 こういうのを待ってたんだな と思った。 Lékué ルクエ のクリスタル・シリコン。 シリコンって 珪素だったんだ。 なんとなくひさしぶりに化学の原子表など見て 勉強してしまいました。 少なくとも プラスティックや樹脂類に比べると 安全性は高いようです。

マドレーヌ シリコンの型を買いました。

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なんの変哲もなく マドレーヌmagdalena です。  フランス ロレーヌ地方の食べ物と言われますが スペインでも 多くの修道院で 作られています。 特に スペインのラ・コルーニャでは 名物と言われるほど。 マドレーヌ スペイン語だと マダレーナ ごく普通の女の人の名前ですね。 ご近所にも マダレーナおばさんが住んでいます。 どうやら 少し 流行遅れの名前らしく 子供で マダレーナと 言う子には 会っていません。 子供時代 マドレーヌの絵本が大好きでした。 1960年うまれのわたしが マドレーヌの本で育ったというと みんな びっくりします。 田舎なのに なぜか 絵本専門店があり ピーターラビットのぬいぐるみも そこで買いました。 そして 母はそういうものが大好きだったのです。 マドレーヌはパリの女の子ですが スペイン大使の息子 彼はすごく悪い子の代表でしたが が出てきて わたしの中に フランスの女の子とスペインの男の子のイメージができあがって しまいました。 シリコンのマドレーヌ型を買ったので マドレーヌを作ってみました。 シリコンというのに まだまだ抵抗があって 料理コースの先生はさかんに シリコンの型(モルデ)を勧めていたのですが 決心するのに 三年もかかってしまいました。 プラスティックだって 赤ちゃん用のほ乳瓶に使われているプラスティックは 安全性が高いと言われながら 実際は そのプラスティックから出てくる物質によって 子供の精液がドンドン減少しているという記事を読みました。 アメリカで ペットボトルを捨てた湖のワニたちの異変も伝えられています。 性器がきちんと作られていず 雄だけれど コンプレートではない。 それゆえに どんどん減少しつつあるという報告。 また 人間の場合 特に日本でですが 胎児が男の子なのだけど ペニスがついていても それは ただの肉のかたまりで 利尿機関とつながっていないため 生まれた後 すぐ死ぬ可能性が高いので 中絶を勧めたり。 そう言う例も プラスティックに原因があるようです。 ですから 子供達用の食器には いっさいプラスティックを使ったことがないのですが このシリコンは プラスティックよりも 安定性があるという記事を読み 最終的に 購入することにしてしまいました。

朝ご飯はビスコッチョ 

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わが家のオープンはバライ Balay このCMに騙されて購入。 (笑) ところが買った当初から どうも 調子がよくない。 修理に来てもらったけど それでも 悪い。 などと 言いながら その癖を覚えて なんとか 使ってます。 たぶん 日本だったらさっさと 機械を替えてくれるんだと思うけど。 (実は 2年間使った日立の冷蔵庫 ある日突然 動かなくなって 電話したら 新しく 且つ もっと大きい レベルアップタイプの機種と交換してくれました。) がんがん 言えば 修理にまた来てくれると 思ったんだけど 引っ越しのあとと それから 母が日本からこっちに引っ越してくることも重なったりなんだり で バライに電話する元気がなく そのまま 保証期間が終わってしまいました。 というわけで 今も つまり 六年になりますが 使い続けているわがバライのオーヴン。 上の火かげんが弱いので 時々 上の火だけ強にしたりしながら なんとか焼いています。 前もって よく暖めていないと スポンジケーキがうまい具合に焼き上がらない。 朝ご飯用 チョコレート入りスポンジケーキ  ビスコッチョ・デ・チョコラテ・コン・ココ 今日は 予熱するのを忘れていて オーブンが暖まっていなかったので 中のふわふわが少ない。 でも このちょっと べちっとした感触をなぜか 長男は好んでいます。 この感じ どうやって作るの? と 訊く。 3人の子供の中では一番神経質で うるさいヤツなのに なぜか これには文句を言うどころか 大喜びです。 材料  小麦粉 60㌘ 砂糖   50㌘ チョコレートの粉末 20㌘ コーンスターチ 10㌘ ココナッツ  10㌘ ベーキングパウダー 小さじ1 バニラエッセンス 卵   三個 バター  20㌘(溶かしバターにする。) 作り方 共立て法で作ります。 18センチの型。 オープン 180度 チョコレートは いつも  パロール  を使ってます。 この左端の缶入りがお菓子作りにはかかせません。 チョコレート風味が濃厚で おいしくできあがります。

澄んだ良心より澄んだスープが大事な要素だ

サキ短編集の一作 「盲点」 主人公ラルワアス卿のモットー 「人生においては 澄んだ良心よりも、澄んだスウプの方が 大切な要素だ」  そのラルワアス卿に 甥が牧師を殺したのはどうも彼の料理人であるようであると その証拠の手紙を持ってくる。 牧師が殺された時 疑う人もいたのだが なんの証拠もなかったので 料理人は無罪になっていたのだ。 その手紙が あれば もう一度 取り調べが始まる 可能性が高い。 すると ラルワアス卿は その手紙をさっと取りあげて暖炉の火にくべてしまう。 甥は叫ぶ。 「何をなさるんですか。 ありふれた殺人ではありませんか?」 それに答えて ラルワアス卿は答える。 「ありふれた殺人かもしれないが 彼は ありふれた料理人じゃないからね。」 サキの短編は いわゆるショートショートと言われる物のカテゴリーに入るくらい短い作品ばかりです。 眠れない夜は この本を読みながら 朝を迎えましょう。

焼き豚

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焼き豚です。 焼き豚があると チャーハンが とてもチャーハンな味になります。 このままで マヨネーズやたれなどと あえてもおいしい。 材料 豚肉 ロースまたは もも肉 ただし もも肉の場合は細長く切ってもらいます。     500㌘ しょうゆ 2分の1カップ さとう   100㌘ 太ネギ  一本 にんにく しょうが あれば清酒 なければ ブランディ少々 スープ 1カップ(わたしは鶏ガラスープですが スープの素を溶かしてもOK) 豚肉は 醤油にひたしておきます。 最低2時間おきます。 できれば一晩。 豚肉の水気をとって 揚げ油で揚げます。 ほぼ 一分くらい。 きれいな色が全体にできたら とりだします。 鍋にスープを入れて火にかけ 材料を適当に切って 沸騰させます。 そこに 豚肉を入れて 弱火で 1時間くらい 時々 ひっくり返しながら煮ます。 最後に たれが 濃厚になってますから それを絡めて出来上がり。 五日くらいはもちます。 チャーハン用に 細切れにして 小分けにして冷凍しておくと便利です。 今日は 生姜いれませんでした。 自然食品屋さんが8月いっぱい お休みで 生の生姜は スペイン人はあまり食べないので 普通のお店には売ってません。 自然食品屋さんの顧客の少なくとも半分は 外国人。 行くと いつも ひとりふたりの知り合いに出会います。

リンゴのはいったチーズケーキ

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ご近所のドイツ人 バルバラに教えてもらった ドイツ菓子。 Apfelkäsekuchen  リンゴ入りチーズケーキ。 ドイツ語って ことばを連ねていって 長いことばをつくってしまうんだなー って言ったら 確か 日本語も同じじゃない?って 言われて 確かにと 思った。 長々 漢字が並んだことばなんて 慣れてないと たいへんかも。 これは フレッシュチーズ つまりカッテージチーズを使ったケーキです。 チーズは 500㌘のケースで売られているので これ全部を使うレシピーだったのですが ここでは その半分の量を書きます。   台生地  小麦粉 150㌘  砂糖   40㌘   卵   一個  バター 70㌘   中身  リンゴ 1個 レモン  半分     チーズクリームの材料 カッテージチーズ  250㌘ 砂糖     70㌘ 卵      中 二個 生クリーム 100㏄ バター 20㌘ 小麦粉  大さじ 1 レモンの皮のすり下ろし   これで 18センチのパイ皿   台の生地をつくります。 山盛りにおいた小麦粉に少し穴をあけ そこにすぺての材料をのせて 少しずつくずしながら 混ぜていき よくこねます。 混ぜ合わせたら 1時間くらい 冷蔵庫で休ませ そのあと  打ち粉をした台で のばして パイ皿に敷きます。 多すぎるところは 切って 高さをそろえる。   りんごは皮をむいてうすぎり レモン汁をかけておく。   チーズクリーム 生クリームは泡立てておく。 カッテージチーズは 裏ごし。 バターは 室温でやわらかくしておく。 生クリーム以外の材料を混ぜる。 生クリームを加えて さらにまぜる。   台に リンゴを並べ チーズクリームーかけ オーブン 180度に入れる。 1時間くらいで できあがり。     さめてから 冷蔵庫にいれて 最低2日 待ってから食べましょう。 4日目から6日めが最高においしいです。