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卵もお砂糖も使わないケーキ

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作り方は フランス在住 ヨガの先生でシュタイナー学校の先生の奥様の このページ 母が 糖尿病まではいかないんですが 砂糖をとりすぎると 手足が冷たくなるようなので 砂糖なしのケーキを探しています。 美味しかったです。 カカオは できるだけ 純度の高いものを。

卵を使わないにんじんケーキ

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コルドバで学生生活をしている娘が帰ってきたのでケーキを焼きました。 娘はちょっとアトピーがあります。 だから 卵を使わないケーキ。 材料 小麦粉 全粒粉 300g 精製されてない砂糖 赤砂糖 270g ベーキングパウダー 小さじ1 ひまわりオイル または オリーブオイル 180cc 水 200cc くるみ 150g 小さく刻む にんじん 300g すりおろす オーブン 180度に熱しておく 型 20センチ四方 油を塗っておく 水とオイルを混ぜる。 粉類を混ぜ合わせる。 そこに 水 オイル くるみにんじんを入れてかき混ぜる。 型に入れて焼く。

ロスキージャ デ アニス

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スペインのお菓子の香りといえば やっぱり アニス だと思います。 ロスキージャ ロスコは 穴の開いた形を表す言葉。 その大きいものは ロスコン。 お正月にいただく ロスコン デ レジェス。 そして 小さいのが ロスキージャ。 ロスキージャ デ アニスは 揚げ菓子が一般的ですが 今日のロスキージャは オーブンで軽く焼きます。 だから 重くない。 そして 卵が入ってないから アレルギーにも安心。 アニス酒は? 子供に大丈夫? アニス酒は アブサンみたいなお酒。 私は とても飲めません。 でも オーブンで焼いて 旨味だけが残ります。 だから大丈夫。 作り方 アニス 2 バージンオイル 1 砂糖     1 の割合。 アニス 100cc オイル   50cc 砂糖    50cc 小麦粉 250g〜300g まず アニス酒とオイルを 30秒 電子レンジで温めて 砂糖を入れて溶かし それと小麦粉を混ぜる。 それだけです。 耳たぶくらいの固さになるまで 小麦粉を足して 両掌でひも状にして リングにして 材料とは別の 砂糖と少しだけシナモンを混ぜたものを表面につけて 180度のオーブンで 10分間焼きます。 アニスの香りって 最初は ちょっとねーって感じでも 食べているとだんだん 好きになってしまいます。 疲れた時 一口で 生き返る人もいます(うちの夫)。 ぜひ 試してみてください。

オレンジケーキ オレンジ丸ごと入ってます。

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オレンジケーキ。 スペインといえば オレンジ。 このケーキは オレンジを丸ごと使うので 有機栽培のオレンジを使ってください。 材料 有機栽培オレンジ 一個 皮をむいたアーモンド 70g 卵 3個 砂糖 三温糖 100g 小麦粉 170g ベーキングパウダー 10g オーブンは 180度で温めておく。 皮をむいたアーモンドがもし無かったら 普通のアーモンドを。 砕いてる時に 皮を取り除きます。 まず モルデーロにアーモンドとオレンジを入れる。 オレンジは 12切れくらいに切る。 モルテーロ は すり鉢のようなもの。 すり鉢で 代用できます。 オレンジのジュースが出て 潰しにくかったら 分量の砂糖から 一部を入れて 混ぜます。 水分を吸収するので 潰しやすくなります。 こんな感じになって もう少し すべすべ状態になるまで根気よく。 少しくらい アーモンドの粒やオレンジが残っていても それが また 味わいになります。 別のボールで卵を砂糖を加えて泡立てます。 そこに オイルを少しずつ入れて クリーム状になったら モルデーロのオレンジとアーモンドを入れます。 小麦粉とベーキングパウダーを入れて 混ぜて 型に入れます。 22x22サイズ。 私は 26x17のサイズで焼きました。 オーブン 180度 25分。

簡単 型抜きクッキー

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スペインの朝ごはんは カフェオレ (カフェコンレチェ)とちょっと甘いもの。 これは 朝 簡単に作れる型抜きクッキー。 小麦粉600g 砂糖 170g 生クリーム 200cc オリーブオイル 大さじ 2 卵 2個 全部まぜる。 それだけ。 のして 型抜きをして オーブン 180度で10分。 バターを使っていないので 冷蔵庫で硬くなりません。 だから いつでもかんたんに型抜きができます。 冷蔵庫で 5日は大丈夫。

りんごケーキ タルタ デ マンザーナ

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りんごのケーキ。 アップルパイと呼んでもいい そういうスペインでは良く食べるタイプのタルタです。 ビスケット生地  22cmの皿 3枚分 どうせ作るなら多めに作っておくと好きな時に タルトができます。 黄身5個または卵2個 バター 250g さとう150g 小麦粉400g オレンジの皮すりおろし バターをやわらかくして 卵 さとうとまぜ そこに小麦粉を入れて オレンジの皮もいれて かるくこねて 冷蔵庫にねかせる。 3分の1を うすくのばしてパイ皿にのせ フォークで穴をあけ 200度のオーブンで5分間焼く。 カスタードクリーム タルタ一個分 スペイン語で crema pastelera 牛乳 500ml さとう 100g 黄身4個と全卵1個 小麦粉50g バニラ ラム酒 大さじ2  バター30g 牛乳はあっためる。さとうを加える。 卵と黄身はときほぐし、小麦粉と混ぜる。 そこに人肌の温度の牛乳を少しずつ加えて混ぜる。 これを弱火にかけて 混ぜながら火を通す。 もったりなったら ラム酒を入れる。 りんご 皮をむいて薄切り。 4−5個 パイ皿にカスタードクリームをのばして りんごのうすぎりを置き 180度のオーブンで30分。 学校で習ったときは15分と言われたけど しっかり焼いたほうが好きなので。 好みで変えてください。 オーブンから出して 冷まして 冷蔵庫へ。 24時間置いた方がおいしい。

ヨーグルトのビスコッチョ

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ヨーグルトのケーキというより ヨーグルト入りビスコッチョ。 これは 修道院のレシピーです。 いかにも 修道女のレシピーらしく はかり方が おばあちゃまの知恵・・・的。 オリジナル レシピより お砂糖は控えめにしています。 材料 ヨーグルト 1 パック (125㌘のもの) 卵      3個 砂糖    1  ヨーグルトのパックで測ります。 ひまわりオイル 1 小麦粉  3   ベーキングパウダー 小さじ 2 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜておく。 粉類以外を混ぜて そこに粉類をいれ まぜる。 18センチの型にいれて 190度のオーブンで 30分。 これは 作って4日目以降がおいしいです。 ビスカイア ドゥランゴ  サン・アントニオ・デ・パウア修道院のレシピです。

タルタ・デ・マンサーナ・ファミリアル 家庭的リンゴケーキ

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リンゴ入りのケーキです。 バジャドリッド シガレス サグラド・コラソン修道院のレシピを参照 でも 少し甘みを抑えて作りました。 卵 2個 砂糖   150㌘ 牛乳   200㏄ バター  150㌘  (溶かしておく) 小麦粉 150㌘ ベーキングパウダー 小さじ1 リンゴ 紅玉タイプ 4個 (皮をむいて 薄切りにします。) 作り方 卵を泡立て 砂糖を加えて もったりしたら 牛乳を加え 軽く混ぜて バターも加えます。 小麦粉とベーキングパウダーをまぜたものを入れて  薄く切ったリンゴを混ぜてできあがり。 こんなにリンゴをいれるのーーー!というくらいの量です。 なんとなく このまま リンゴの天ぷらをするのかしらっていう状態になりますが 心配ご無用です。 前もって バターを塗った型(22センチ 丸形)に入れて 190度に暖めたオーブンで だいたい30分から40分。 小さい時 九州出身の母が石垣饅頭というのを作ってくれていたのですが とてもよく似ています。 今 ネットで調べたら 石垣饅頭 丸く小さく作るのが主流みたいですが わが家の祖母ゆずりの石垣饅頭は このリンゴケーキと同じように 大きな丸形で作っていました。 なんといっても 石垣ですから。(笑) ほぼ 同じ作り方で リンゴのかわりにさつまいもを薄く切って入れていました。 祖母は マヨネーズも作っていましたが もしかして こういうのって スペインの宣教師から伝えられた物? と 想像してしまいます。 母が作ってくれていたものを 遠く スペインに来て 修道女のレシピーの中から見つけ出す。 なんだか不思議なつながりを感じます。 ここに来ることが必然的であったような。 母の家に持っていったら ほんとほんと 石垣饅頭だわって 喜んで 食べてくれました。 これは うちの長男が一番気に入っているケーキです。 天高く馬肥ゆる秋 スペインの空は いっそう高いので ますます 肥ゆる秋でございます。

お誕生日のためのケーキ。

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コンセルバトリーに通う息子の誕生日に作ったケーキ。 コンセルバトリーでは ピアノを弾いています。 だから ト音記号。 時間がなかったので ロールケーキにしました。 修道院のレシピーのブラソ・デ・ヒターノを参考にして作りました。 ブラソ・デ・ヒターノ  ジプシーの腕。 ジプシーの腕だから 普通 チョコレートが入っていて 色が茶色。 でも この古いレシピーには チョコレートが入っていません。 たぷん 踊る時のジプシーの腕が やわらかく 美しいので このおいしいロールケーキに この名前がついたのではないかと 想像します。 その後 近代に入って 色を付けた・・・・たぶん。 フランスでは マドモアゼルの腕。 美しい響きでございます。 12才になりました。寅年生まれです。 材料 小麦粉 200㌘ 砂糖   150㌘ 卵     6個 レモンの皮のすり下ろし 1個分 ベーキングパウダー 小さじ1 ハエンのアルカウデテ サンタ・クラーラ修道院のレシピーでは 砂糖は小麦粉と同量ですが クリームをかけるので 少しすくなめに。 別立て法で作ります。 ト音記号は チョコレートを電子レンジでとかして ハトロン紙で作った袋にいれ ハトロン紙の上に ト音記号を書き そのまま 冷凍庫に少しだけいれて 固め 紙を剥がして ケーキの上にのせます。 さっと つまんで 一口で食べました。 ご機嫌でした。

アーモンド風味のマドレーヌ

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マドレーヌに ちょっとだけ アーモンド(粉)を混ぜてみました。 バター 200㌘ 卵4個 砂糖 160㌘ 粉類 小麦粉 150㌘ コーンスターチ 50㌘ アーモンド 50㌘ ベーキングパウダー 小さじ 1/2 アーモンドを入れたので レモンは省略して バニラだけ。 アーモンドが入っているせいか 一個でけっこうお腹がいっぱいになって ばくばく食べない。 うちの3人の子供達は あっというまに食べちゃうので これは とてもいいです。

チョコレート マドレーヌ

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チョコレート入りの マドレーヌ です。 ココアを生地にまぜて それから 切り刻んだブラック味のチョコも少し入れて それから  オレンジピール もいれました。 オレンジ 大好きなんです。 昔 東中野に住んでいて そこは 新宿にも近いのにけっこうしょぼい地域で でも スペイン映画が 安く借りられる貸しビデオ屋があって ポレポレ座という妹尾河童氏もたまに講演したりする小さな喫茶店があって そこで インカコーラなんて ほんもののコーラが飲める。 そして パオという カレーの食べられるテントのレストラン。 そんな素敵な東中野にある いかにもダウンタウンの菓子職人の店と言えど 一坪くらいのところに 和菓子と洋菓子とごっちゃに売っている店で オレンジピール入りのおいしいチョコが売っていました。 今もあるのかなー。 あの文化出版局のミセス と言う雑誌でも 紹介されて と 入り口に書いている。 その関係か 新宿の服飾関係の専門学校の卒業式の時は プレゼントに利用され 卒業のシーズンは ひたすら忙しそうに働いているおっちゃ。 あの東中野の匂いのする オレンジピール。 オレンジピールとチョコって 素敵な組み合わせ。

うずまき猫の見つけ方 

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一年くらい前に このど田舎におしゃれなパン屋さんができました。 壁がオレンジ色で 制服もおしゃれな パン屋さん。 さっそく行って シナモンロールみたいな形で 干し果物がたくさん入ったパンを買いました。 最初はたーーーくさん  オレンジピール のおいしいのが入っていたので 母もわたしも大喜びで ほぼ毎日 買っていました。 ところが 突然 干しぶどうだけに。 オレンジピールのおいしいのって けっこう高いから 採算があわなかったのかも。 それで 自分で作り出したのが これ。 ほぼ ブリオッシュ生地で作ります。 生地をめんぼうで 大きく広げて  溶かしバターを塗り シナモンシュガーをさっと全体にかけて その上に クルミ・レーズン・ オレンジピール 等を小さく切ったのを 広げます。 巻きずしみたいに つまり ロールケーキみたいに ぐるぐると巻いて 輪切りにして 切り口を上にして 鉄板にならべ 発酵した後 中火のオーブンで約二十分。 クルミのかわりに松の実でも おいしい。 うずまき猫もきっと好き。 きっと きっと 食べに来る。 オレンジピール入りシナモンロール。

クリスマスに備えて オレンジピール

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スペインのオレンジはおいしい。 絞って おいしいジュース。 皮でつくるオレンジピール。 クリスマスのお菓子 フルーツケーキ 去年のクリスマスに習ったドイツのシュトーレン そして  ロスコン・デ・レジェス 。 うちで作る オレンジピールは ずっと おいしい。 お茶請けにもどうぞ。 オレンジの皮は一晩 水につける。 水をすてて 新しい水で 煮こぼす。 沸騰したら 水を捨てることを二回か三回して 新たに 水を入れ 砂糖を入れて煮る。 オレンジの皮のだいたい 70から80%の量の砂糖。 じっくりと。 だいたい 二時間くらい。 お日様に軽くあてて かわかして 保存。 小さくきざんで ラム酒につけて フルーツケーキとシュトーレンのための用意。 クリスマスは けっこう 色んな国のケーキを作ります。 楽しい。

チュロスをつくろう。 

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スペインの代表的お菓子チューロです。 あまり写真写りのよくない方です。 で やっぱり  チュレーラ を使いました。 今日は シンプルな方の チューロ。 料理人コースに行ってた時は さすがに レストランのシェフのレシピだったので バターが入って ゴージャスなチューロだったのですが 今日は 昔ながらの素朴なチューロ。 メジャーカップ または 普通のコップでも マグカップでも なんでもいいです。 粉と水をほぼじ容量 用意します。沸騰すると 水は減るので その分 少し余計に 水を用意してください。 そして お塩を少々。 一カップにつき 小さじ半分くらいを目安にしてください。 水を火にかけて 沸騰したら 火を弱めて 粉と塩を一気にいれて 木じゃくしでよくこねます。 シュー・ア・ラ・クレーマのシュー生地を作る要領で。 なめらかになったら 絞り出し袋またはチュレーラにいれて 絞り出します。 油に絞り出しながら 作るより ハトロン紙 (スペイン語では papel vegetal 植物性の紙 大手のスーパーか文房具屋さんで売っています。)の上に絞り出して 作った方がらくです。 油は強火で 揚げます。 油を切って シナモンシュガーをかけて チョコレートドリンクかカフェ・オ・レといっしょに。 スペインの典型的 朝ご飯。 このビデオで見ると 材料はちょっと違うのですが 作り方のこつがよくわかると思います。 アルゼンチンのビデオです。 だから 飲み物のチョコレートの作り方がちょっと おしゃれ。 アマレットをいれて 生クリームを絞り出してる。 うーーん 肥りそうだ(笑) イタリア系の人も多いから アマレットをいれちゃうんだろうなー。 でも おいしそうです。 一度 試してみたいと思います。(今 ダイエット中なので 終わってから) スペインのスペイン語に慣れていると 違いがわかるのですが すごく おおらかなしゃべり方。 チェ・ゲバラもアルゼンチンの人ですよね。 青年時代のチェ・ゲバラを描く映画Motorcycle Diaries 。 バイクに乗って 友だちと旅に出るのですが チリの女の子たちに 「ぼくたち アルゼンチンから来てるんだ」と言ったら 笑われて「そんなのしゃべり方で簡単にわかるわ」と言われてしまう場

マドレーヌ シリコンの型を買いました。

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なんの変哲もなく マドレーヌmagdalena です。  フランス ロレーヌ地方の食べ物と言われますが スペインでも 多くの修道院で 作られています。 特に スペインのラ・コルーニャでは 名物と言われるほど。 マドレーヌ スペイン語だと マダレーナ ごく普通の女の人の名前ですね。 ご近所にも マダレーナおばさんが住んでいます。 どうやら 少し 流行遅れの名前らしく 子供で マダレーナと 言う子には 会っていません。 子供時代 マドレーヌの絵本が大好きでした。 1960年うまれのわたしが マドレーヌの本で育ったというと みんな びっくりします。 田舎なのに なぜか 絵本専門店があり ピーターラビットのぬいぐるみも そこで買いました。 そして 母はそういうものが大好きだったのです。 マドレーヌはパリの女の子ですが スペイン大使の息子 彼はすごく悪い子の代表でしたが が出てきて わたしの中に フランスの女の子とスペインの男の子のイメージができあがって しまいました。 シリコンのマドレーヌ型を買ったので マドレーヌを作ってみました。 シリコンというのに まだまだ抵抗があって 料理コースの先生はさかんに シリコンの型(モルデ)を勧めていたのですが 決心するのに 三年もかかってしまいました。 プラスティックだって 赤ちゃん用のほ乳瓶に使われているプラスティックは 安全性が高いと言われながら 実際は そのプラスティックから出てくる物質によって 子供の精液がドンドン減少しているという記事を読みました。 アメリカで ペットボトルを捨てた湖のワニたちの異変も伝えられています。 性器がきちんと作られていず 雄だけれど コンプレートではない。 それゆえに どんどん減少しつつあるという報告。 また 人間の場合 特に日本でですが 胎児が男の子なのだけど ペニスがついていても それは ただの肉のかたまりで 利尿機関とつながっていないため 生まれた後 すぐ死ぬ可能性が高いので 中絶を勧めたり。 そう言う例も プラスティックに原因があるようです。 ですから 子供達用の食器には いっさいプラスティックを使ったことがないのですが このシリコンは プラスティックよりも 安定性があるという記事を読み 最終的に 購入することにしてしまいました。

スペインの小さな一口ケーキ ピオノノ

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ピオノノ 何ておかしな名前でしょう。 これは ラテン語とのミックスです。 ピオ九世 ローマ教皇の名前です。 ノノは ラテン語の九番目 スペイン語だと ノベーノ。 Pívs IX ピウスノノがラテン名 スペイン語だと ピオノベーノです。 このお菓子は ピオ九性の時代に グラナダ郊外のサンタ・フェという町で作り始めました。 細いロールケーキにカスタードクリームをまいて その上に黄身クリームをのせて 少しお砂糖をふって 焦がします。 ピオノノ九世の頭の形に似ていたから この名前があるそうですが・・・・ ピオノノ九世は 日本では ピウス九世と呼ばれることのほうが多いようです。 ウィッキーペディア  ピウス九世 在位:1846年6月16日-1878年2月7日 pionono 材料 スポンジケーキ 卵三個 砂糖 50㌘ 小麦粉 75㌘  シロップ 水 100㏄ 砂糖 70㌘ ラム酒 50cc バニラ レモンの皮 オレンジの皮 カスタードクリーム 卵二個 小麦粉 40㌘ バター大さじ1 砂糖20㌘ ラム酒 大さじ2 黄身クリーム 卵6個 砂糖50㌘ 水 70㏄ スポンジケーキ 卵に砂糖を加えて 固く泡立て 小麦粉を混ぜて 受け皿にバターを塗り ハトロン紙を敷いて 180℃で 6~10分 焼きます。 焼いている間にシロップを作る。 材料を全て火にかけ 10分煮る。 スポンジケーキに シロップを塗って しっとりさせます。 カスタードクリームは 卵は砂糖を加えて よく泡立てて小麦粉をまぜ 暖めた牛乳を加えて 弱火で火を通してできあがり。 さましておきます。 少し ラム酒を加えておいてもよいです。 ロールケーキは なるたけ細めに作ります。 鉄板の二分の一に切って 二本つくります。 黄身のクリーム シロップをまず作っておきます。 黄身を泡立てて そこに少しずつシロップをまぜ ゆっくりかき混ぜながら煮ます。 クリーム状になるまで ゆっくりかき混ぜ続けてください。 ピオノノについてもっと知りたかったら  Pionono, un dulce muy artesanal サンタフェのピオノノを買う  http://www.pionono.es/ スペインのどの地域でも 二十四時間以内にお届け だそうなので スペインにいらした時は是非 お試しください。 

親子でケーキ

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末っ子 六歳になったばかり。 でも まだ他の子に比べて小さいです。 台所で赤ちゃん時代を過ごすことか゜ 多かったので(上の子供たちが大きくなって必然的に台所にいる時間も長くなった) お台所が大好きです。 今日は一緒にスポンジケーキ。 本人に自信を持たせるため 電動泡立て器を使って 間違いなく ふわふわっに作れる準備は必要です。 ボールではなく 高さのある鍋を使うと 飛び散りません。 はかりを使って ものの重さについても お勉強。 材料  卵4個 小麦粉 150㌘ 砂糖   150㌘ バター   50㌘ (溶かしておく) 作り方 卵に砂糖を加えて よく泡立て 小麦粉をいれ 溶かしバターをいれる。 暖めておいた オーブン 170℃で20分くらい。 エンゼル型だと 早く焼けて 真ん中の穴に クリームと果物などいれてもかわいい。 暖かいうちにバターを塗ると あとあとまでしっとりです。 初めてのケーキなので 記念撮影を一人でしたいのに おにいちゃんが邪魔をしてます。

聖人 全員集合 の お菓子

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coca de todos los santos マンテカ(ショートニング)のトルティタ とか アセイテ(植物油)のトルティタ または アントッハ とよばれる うすっぺらのお菓子の仲間。 ホットケーキをオーブンで焼いたような感じです。 元祖カルメラ焼きとも言えるのではないか と思います。 だいたい ヨーロッパのお菓子は もともと アラブの商人がオリエンタルから伝えたもの(ブラマンジェは杏仁豆腐だし マジパンはペルシャから来ています) もしくは 修道院で 作り始めたものがほぼ  99%だと思います。 あとは それらをブルジョワ社会で 育て上げた。 今日のお菓子も もちろん修道院で作り始められました。 見た目質素ですが すっごく おいしいです。 アニス酒嫌いだと だめ かも・・・・ でも うちの子供達 こどもってアニス酒は やっぱり匂ってもだめっ なんですが このお菓子は 大好きです。 焼いてるうちに 甘い香りだけが残ります。 アニスは 八角ですね。 アニス酒は 辛口・甘口 がありますが 今回は 甘口を使います。 アニス酒 は  こちら  でミニチュアボトルが250円です。 材料 卵三個    砂糖 400㌘    牛乳 250㏄    植物油 (ひまわり油)250㏄ ひまわりがない時は その他の癖の少ない種からとれたもの。    小麦粉 600㌘    ベーキングパウダー 小さじ1    レモンの皮のすり下ろし 少々    くるみ 125㌘    レーズン 125㌘をアニス酒にひたひたに浸し 1時間以上。 オーブンは 220℃に熱しておく。    作り方 卵に砂糖を少しずついれながら 泡立てる。 文字が書けるくらい もったり白く。     そこに 牛乳・油をいれ かき混ぜる。     小麦粉とベーキングパウダーをあわせてふるったものを いれて 切るように混ぜる。     くるみ(ひとつを四つに切る)と アニス酒から取り出したレーズンをまぜる。     オーブンの受け皿にハトロン紙を敷き ホットケーキをつくるようにまるく置く。     一個につき 10分くらい(オーブン 220℃)     これで 六個を目安につくってください。      もう少し小さくして 10個くらいしても。     ハトロン紙をつけたまま保存します。     お酒が入っているので 何日でもおいしい

クレーマ カタラーナ 

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クレーマ・カタラーナは スペイン・カタルーニャ地方のお菓子です。 Crème bruléeクレームブリュレにそっくりです。 クレーム・ブリュレの歴史 によると どちらが 古い歴史を持つのかわからないそうです。 クレーム・ブリュレは イギリスで1691年にMassialot's cookbookに掲載されたのが 歴史にはっきり現れた最初だそうです。 その時は フランス語で呼ばれていたので フランスからイギリスに伝えられたというのが定説。 しかし 18世紀にはburnt creamと呼ばれるようになりました。 英国のトリニティ カレッジで 典型的な デザートです。 もともと フランスは 国王の土地は 北部のみで 南部は貴族の領地。 そこは 国王の属国であると同時に スペインのアラゴンの国王の属国でもありました。 スペイン・カタルーニャも アラゴンの属国。 そして カタルーニャのことばとフランス南部のことば オクは 大変似ていて出自は同じと考えられます。 ですから たぶん このあたりから出てきたデザートであることは確かですね。      crema catalana 材料 牛乳 300㏄    卵  三個    砂糖 60㌘    コーンスターチ 6㌘ 小さじ1くらい    レモンの皮 少々    バニラビーンズ または バニラエッセンス    赤砂糖 30㌘ 作り方 牛乳にバニラとレモンの皮を入れて暖めます。     卵を泡立てます。 砂糖をいれて白く重たくなるまで泡立てたら コーンスターチを混ぜます。     泡立てた卵に牛乳を少しずついれて かき混ぜます。     弱火にかけて だまができないように ゆっくりかき混ぜながら火を通します。     火が通ったら (ニ・三個 空気のもれるように 表面にぶつぶつ出たら)火を止めます。     一人用のお皿に入れて冷やします。          いただく前に 赤砂糖を軽くふって 鉄の型を熱して 表面を焦がす。(caramelizar) バーナーでこがしてもいい。      写真は クレーマ・カタラーナ用の焼きごて。 カラメルソースを上にかけてもいいです。 カラメルソースは 砂糖と少量の水を小鍋に入れて火にかけ 色がついたらできあがりです。 池袋のスペイン料理屋さんでは テーブルに持ってきた後で バーナ

洋梨のアーモンド突き刺しデザート

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Peras escalfadas con almendras 洋梨の甘煮にアーモンドを差し込んだだけですが ちょっとアートな感じが スペイン的かな と思います。 材料 洋梨 六個 レモンの絞り汁 レモン半個分  レモンの皮 砂糖 100㌘ アーモンドスライス 25㌘ 油を敷いていないフライパンで軽く煎ります。 リキュール 15㏄ (普通は マラガワインを使いますが ブランデー ラムなど) 作り方 洋梨は むいて そこがまっすぐになって立つようにする。(もし斜めになっていたら真っ直ぐ切る) むく時にへたをとらないように注意。 へたを上にして立たせて ちょうどよい大きさの鍋にいれる。 たおれないようにぴったりサイズ。 いったん 鍋から洋梨をとりだし 鍋に水をいれ砂糖をとかして 沸騰させる。 洋梨をいれ 約20分から30分 軟らかく煮る。 ただし柔らかくなりすぎると へたる。 火からおろす5分前にリキュールを入れる。 暖かいうちに アーモンドをさしこむ。 写真をさんこうにして。 1日おいて 冷たくすると アーモンドの風味が 洋梨の中に 混じり込んでおいしいです。