タルタ・デ・マンサーナ・ファミリアル 家庭的リンゴケーキ

リンゴ入りのケーキです。 バジャドリッド シガレス サグラド・コラソン修道院のレシピを参照 でも 少し甘みを抑えて作りました。 卵 2個 砂糖 150㌘ 牛乳 200㏄ バター 150㌘ (溶かしておく) 小麦粉 150㌘ ベーキングパウダー 小さじ1 リンゴ 紅玉タイプ 4個 (皮をむいて 薄切りにします。) 作り方 卵を泡立て 砂糖を加えて もったりしたら 牛乳を加え 軽く混ぜて バターも加えます。 小麦粉とベーキングパウダーをまぜたものを入れて 薄く切ったリンゴを混ぜてできあがり。 こんなにリンゴをいれるのーーー!というくらいの量です。 なんとなく このまま リンゴの天ぷらをするのかしらっていう状態になりますが 心配ご無用です。 前もって バターを塗った型(22センチ 丸形)に入れて 190度に暖めたオーブンで だいたい30分から40分。 小さい時 九州出身の母が石垣饅頭というのを作ってくれていたのですが とてもよく似ています。 今 ネットで調べたら 石垣饅頭 丸く小さく作るのが主流みたいですが わが家の祖母ゆずりの石垣饅頭は このリンゴケーキと同じように 大きな丸形で作っていました。 なんといっても 石垣ですから。(笑) ほぼ 同じ作り方で リンゴのかわりにさつまいもを薄く切って入れていました。 祖母は マヨネーズも作っていましたが もしかして こういうのって スペインの宣教師から伝えられた物? と 想像してしまいます。 母が作ってくれていたものを 遠く スペインに来て 修道女のレシピーの中から見つけ出す。 なんだか不思議なつながりを感じます。 ここに来ることが必然的であったような。 母の家に持っていったら ほんとほんと 石垣饅頭だわって 喜んで 食べてくれました。 これは うちの長男が一番気に入っているケーキです。 天高く馬肥ゆる秋 スペインの空は いっそう高いので ますます 肥ゆる秋でございます。