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8月 29, 2010の投稿を表示しています

カモミールのもう一つの使い方

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カモミールの野生種です。 野生のヤギの大好物でもあります。 人里離れたアラブ系の城 このまわりに5月くらいにたくさん カモミールが見られます。 野生のラベンダー 野生のタイム 人間の作る匂いから離れて 匂うのは自然の匂いだけ。 最近 実はダイエット中です。 もう 25日過ぎました。 3㌔ちょっと やせました。 目標まで あと 4㌔。 スペインでは よく マンサニージャと言って カモミールティを飲みますが カモミールには 痩せる効果があるそうです。 え でも スペインでよく飲まれているんでしょって 疑問を呈するかもしれませんが。 でも 一応 そういうことになっているんで 最近は せっせと カモミールティをいただいています。 でも ほんとに カモミールというのは ハーブの中でもなかなか 強いものらしく あまりに大量に飲むと 内出血の可能性があるので 妊娠中は飲まない方が良いと ハープの本には書いています。 たしかに子供が 吐いたりした時 たった一杯飲ませただけで 吐き気が止まったり かなり 効果があるので たぶん ほんとにほんとに 大量に摂取したら そういうこともあるのかもしれません。 それから 下痢の時も かなり効力をはっします。 それから のどが痛い時は カモミールティのさめたもので うがいをすると 効果あり。 ところて゜ カモミールには もう一つ 効用があるそうです。  参考 こちらのページ (スペイン語) それは 髪の毛の色を明るくする。 これは 試してみてはどうでしょう。 カモミールシャンプーの作り方 カモミール 大さじ 2 水      2カップ 石けん(自然に作った石けん)削った物 大さじ1 なべに 水とカモミールを入れて 沸騰させる。 5分間煮る。 火から下ろして 石けんを混ぜる。 少なくとも つやつやにはなるのではないでしょうか。 リンスはレモンの絞り汁で。

なぜ ドイツ人は 食事の時 パンをたべないのだろう。

世界で一番 パンを食べるのは スペイン人。 ガスパッチョを食べる時だって 家での食事なら パンをちぎって ばんばんいれて 食べちゃいます。  ソースに軽くパンを浸して それをフォークで突き刺し それも口の中へ。 子供達が 料理ばかりぱくぱく食べていると パンを食べなさいって パパに叱られます。 日本食だって おかず食い とかなんとか言われて 叱られますよね。 その反対にドイツ人はパンを食べない。 ドイツ人の家に食事の招待で行くと アペルティーポで 少しパンが出て そのあと メインディッシュが 出るとさっさと パンは片づけられる。 夫が ぼくは パンがないと 食事ができないんだ と言うと この家は ドイツなのよね っとか いいながら しぶしぶ パンを出してくれる。 食に関して スペイン人は ガンコなのだ。 わたしは どこに行っても そこの方式で食事ができる。 日本人って 実は一番 柔軟な国民だと思いませんか。 宗教にしたってそうでしょ? 友だちは イスラム教の人と恋に落ちて さっさっと イスラム教徒になった。 それが良いか悪いか言えないかもしれないけど 余計なことを考えすぎて その時の気持ちを押し殺さなくてすむ と言う点は いいと 思う。 話は ずれてしまったけど その時 初めて ドイツ人はパンを食事の時に食べないということを知った。 その代わり 茹でたジャガイモは 山のように出る。 ソルジェニーツィンの「イワン・デニーソヴィチの一日」を読んでいて なぜ ドイツ人はパンを食べないのか という疑問に対する答えみたいな物を見つけた。 イワンは 収容所に入っている。 食事は 具のほとんどないスープとパン。 でも スープとパンを一緒に食べるとお腹がいっぱいにならない。  スープをゆっくりすすって そのあと パンをかみしめるように 味わうと おなかがいっぱいになる。  大昔は 北ヨーロッパは ほんとに食べ物が少なかった と思う。 たとえば 京都の煮物って きちんと材料を別々にして 煮る方法があるでしょ? 色がきれいに出るし 味も上品。 うちの両親は九州だから ごった煮だ。 醤油をいれると 色も全体に同じになって きれいではない。 ラタトーイユにそっくりなピストという料理がスペインにある。 マドリッドでは 全部の野菜を

今日のマドレーヌ

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シリコンの マドレーヌの型 を買って 二度目のマドレーヌ。 今日のほうがおいしそうにできた。

ガスパッチョを作るための機械 ブレンダー

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ガスパッチョ を作るためのブレンダー。 なぜ これを買ったかというと これがついていたから。 これです。 コーヒーミルがついてる。 コーヒーだけでなく アーモンドやクルミをひくことができる。 マサパンやドイツのクルミパンが作れるなと。 チーズを削るための取っ手付き削り機にしようかな とも 考えていたのですが ちょうど ブレンダーがこわれたので。 これを買いました。 moler 挽く molinillo ひき臼 クルミなどがひけると クルミオイル ピーナッツオイルなども作れて 味が広がります。

豚肉のワイン煮

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今日のごはんは 豚肉のワイン煮に ニンニクピラフを添えました。 ワイン煮は 玉葱だけ ピラフは ニンニクだけというシンプルさがおいしい。 お肉は ピンチョ を作った時に余ったものにワインをかけて 冷蔵しておいたもの。 取り出して 少し水気を切って 炒めたあと ワインを たっぷりかけて 柔らかくなるまで煮ただけです。 ワインは 基本的に何でも良いのですが お料理用に売っているものではなく 安いけど 飲んでみて すっきりおいしいって感じるもののほうが 料理の味もよくなります。 低血圧の時は 養命酒がわりに コピータをウン・ポコ。 今日は すっきりと 野菜をいれず シャープな味にしあげたので これに  ピスト マンチェーゴ を つけました。 そして 今は おいしい こぶりの洋梨が食べ頃なので それがポストレ。 わたしは 残念ながら下戸なので ワインについては 語れませんが おいしくワインを味わいながら食事をする という情景にあこがれます。 El vino nos habla ワインのささやき スペインワインなどなど  を ご覧になると とても参考になると思います。

ピクニックにかかせない おうちメニューのトルティージャ

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もうすでに トルティージャ  (スペインオムレツ)については 書いてるのですが ほんとに大事なメニューなのでもう一度。 前回は 料理人クラスで習った レストラン仕様でしたが 今回はわが家のトルティージャ。 基本的には同じなのですが もちろん サルサなしの いかにも スペインの食べ物。 作り方は前回と同じなので ここでは ポイントだけ。 とにかく一番大事なのは ジャガイモを薄く 薄く 切ること。 そして ゆっくりと揚げる。 とろとろな感じになるように。 薄いと ポテトチップスみたいな状態になりやすいので そうならないように 弱火で揚げる。 ジャガイモ 約300㌘に玉葱4分の1くらい。 玉葱は大きいもの。 小さかったら半分。 揚げる時 赤ピーマンを入れて 作る時は うちの場合は別にしています。 そして出来上がったトルティジャの上に のせると スペイン国旗の色。 個人的好みでは このくらい焼き色がついてるほうが好み。 で 口にいれると とろーんと 溶ける。 油で揚げることに抵抗のある人もいますが 新しい油を使えばもたれません。 83才のうちの母も 大喜びでぱくぱく食べます。 このとろりーんという 口当たりが 不思議だって いいながら。 ピクニックにかかせないメニューですが ピクニックは スペインでも ピクニックと呼びます。 イギリスのとても素敵な 発明ですね。 オランダ人に訊いたら やっぱり オランダでもピクニックって 言うんだって。 世界共通の素敵な習慣。 ピクニックに行こう。

クリスタル・シリコン

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前回の続きでシリコンです。 で なんでシリコンの型を買うのに3年間も悩んだかというと やっばり その色に問題があるのではないかと思う。 持ってるのは 刷毛 これは 前回も書いたように 毛が落ちないので衛生面で合格。 それから いわゆるゴムべらといわれるもの。 たいてい ABS樹脂のものが多いと思うが やはり ものによっては 暖かい生地を型に流さなくてはいけない場合もあると思うので 安全性で シリコンのものを購入。 安全性は考えたけど 長時間 オーブンに入れる型とは 違うので 色がどきつくても がまんできると思った。 だから かもしれないが こういう新商品をネットで見つけた。 こういうのを待ってたんだな と思った。 Lékué ルクエ のクリスタル・シリコン。 シリコンって 珪素だったんだ。 なんとなくひさしぶりに化学の原子表など見て 勉強してしまいました。 少なくとも プラスティックや樹脂類に比べると 安全性は高いようです。

マドレーヌ シリコンの型を買いました。

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なんの変哲もなく マドレーヌmagdalena です。  フランス ロレーヌ地方の食べ物と言われますが スペインでも 多くの修道院で 作られています。 特に スペインのラ・コルーニャでは 名物と言われるほど。 マドレーヌ スペイン語だと マダレーナ ごく普通の女の人の名前ですね。 ご近所にも マダレーナおばさんが住んでいます。 どうやら 少し 流行遅れの名前らしく 子供で マダレーナと 言う子には 会っていません。 子供時代 マドレーヌの絵本が大好きでした。 1960年うまれのわたしが マドレーヌの本で育ったというと みんな びっくりします。 田舎なのに なぜか 絵本専門店があり ピーターラビットのぬいぐるみも そこで買いました。 そして 母はそういうものが大好きだったのです。 マドレーヌはパリの女の子ですが スペイン大使の息子 彼はすごく悪い子の代表でしたが が出てきて わたしの中に フランスの女の子とスペインの男の子のイメージができあがって しまいました。 シリコンのマドレーヌ型を買ったので マドレーヌを作ってみました。 シリコンというのに まだまだ抵抗があって 料理コースの先生はさかんに シリコンの型(モルデ)を勧めていたのですが 決心するのに 三年もかかってしまいました。 プラスティックだって 赤ちゃん用のほ乳瓶に使われているプラスティックは 安全性が高いと言われながら 実際は そのプラスティックから出てくる物質によって 子供の精液がドンドン減少しているという記事を読みました。 アメリカで ペットボトルを捨てた湖のワニたちの異変も伝えられています。 性器がきちんと作られていず 雄だけれど コンプレートではない。 それゆえに どんどん減少しつつあるという報告。 また 人間の場合 特に日本でですが 胎児が男の子なのだけど ペニスがついていても それは ただの肉のかたまりで 利尿機関とつながっていないため 生まれた後 すぐ死ぬ可能性が高いので 中絶を勧めたり。 そう言う例も プラスティックに原因があるようです。 ですから 子供達用の食器には いっさいプラスティックを使ったことがないのですが このシリコンは プラスティックよりも 安定性があるという記事を読み 最終的に 購入することにしてしまいました。

朝ご飯はビスコッチョ 

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わが家のオープンはバライ Balay このCMに騙されて購入。 (笑) ところが買った当初から どうも 調子がよくない。 修理に来てもらったけど それでも 悪い。 などと 言いながら その癖を覚えて なんとか 使ってます。 たぶん 日本だったらさっさと 機械を替えてくれるんだと思うけど。 (実は 2年間使った日立の冷蔵庫 ある日突然 動かなくなって 電話したら 新しく 且つ もっと大きい レベルアップタイプの機種と交換してくれました。) がんがん 言えば 修理にまた来てくれると 思ったんだけど 引っ越しのあとと それから 母が日本からこっちに引っ越してくることも重なったりなんだり で バライに電話する元気がなく そのまま 保証期間が終わってしまいました。 というわけで 今も つまり 六年になりますが 使い続けているわがバライのオーヴン。 上の火かげんが弱いので 時々 上の火だけ強にしたりしながら なんとか焼いています。 前もって よく暖めていないと スポンジケーキがうまい具合に焼き上がらない。 朝ご飯用 チョコレート入りスポンジケーキ  ビスコッチョ・デ・チョコラテ・コン・ココ 今日は 予熱するのを忘れていて オーブンが暖まっていなかったので 中のふわふわが少ない。 でも このちょっと べちっとした感触をなぜか 長男は好んでいます。 この感じ どうやって作るの? と 訊く。 3人の子供の中では一番神経質で うるさいヤツなのに なぜか これには文句を言うどころか 大喜びです。 材料  小麦粉 60㌘ 砂糖   50㌘ チョコレートの粉末 20㌘ コーンスターチ 10㌘ ココナッツ  10㌘ ベーキングパウダー 小さじ1 バニラエッセンス 卵   三個 バター  20㌘(溶かしバターにする。) 作り方 共立て法で作ります。 18センチの型。 オープン 180度 チョコレートは いつも  パロール  を使ってます。 この左端の缶入りがお菓子作りにはかかせません。 チョコレート風味が濃厚で おいしくできあがります。

澄んだ良心より澄んだスープが大事な要素だ

サキ短編集の一作 「盲点」 主人公ラルワアス卿のモットー 「人生においては 澄んだ良心よりも、澄んだスウプの方が 大切な要素だ」  そのラルワアス卿に 甥が牧師を殺したのはどうも彼の料理人であるようであると その証拠の手紙を持ってくる。 牧師が殺された時 疑う人もいたのだが なんの証拠もなかったので 料理人は無罪になっていたのだ。 その手紙が あれば もう一度 取り調べが始まる 可能性が高い。 すると ラルワアス卿は その手紙をさっと取りあげて暖炉の火にくべてしまう。 甥は叫ぶ。 「何をなさるんですか。 ありふれた殺人ではありませんか?」 それに答えて ラルワアス卿は答える。 「ありふれた殺人かもしれないが 彼は ありふれた料理人じゃないからね。」 サキの短編は いわゆるショートショートと言われる物のカテゴリーに入るくらい短い作品ばかりです。 眠れない夜は この本を読みながら 朝を迎えましょう。

焼き豚

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焼き豚です。 焼き豚があると チャーハンが とてもチャーハンな味になります。 このままで マヨネーズやたれなどと あえてもおいしい。 材料 豚肉 ロースまたは もも肉 ただし もも肉の場合は細長く切ってもらいます。     500㌘ しょうゆ 2分の1カップ さとう   100㌘ 太ネギ  一本 にんにく しょうが あれば清酒 なければ ブランディ少々 スープ 1カップ(わたしは鶏ガラスープですが スープの素を溶かしてもOK) 豚肉は 醤油にひたしておきます。 最低2時間おきます。 できれば一晩。 豚肉の水気をとって 揚げ油で揚げます。 ほぼ 一分くらい。 きれいな色が全体にできたら とりだします。 鍋にスープを入れて火にかけ 材料を適当に切って 沸騰させます。 そこに 豚肉を入れて 弱火で 1時間くらい 時々 ひっくり返しながら煮ます。 最後に たれが 濃厚になってますから それを絡めて出来上がり。 五日くらいはもちます。 チャーハン用に 細切れにして 小分けにして冷凍しておくと便利です。 今日は 生姜いれませんでした。 自然食品屋さんが8月いっぱい お休みで 生の生姜は スペイン人はあまり食べないので 普通のお店には売ってません。 自然食品屋さんの顧客の少なくとも半分は 外国人。 行くと いつも ひとりふたりの知り合いに出会います。

リンゴのはいったチーズケーキ

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ご近所のドイツ人 バルバラに教えてもらった ドイツ菓子。 Apfelkäsekuchen  リンゴ入りチーズケーキ。 ドイツ語って ことばを連ねていって 長いことばをつくってしまうんだなー って言ったら 確か 日本語も同じじゃない?って 言われて 確かにと 思った。 長々 漢字が並んだことばなんて 慣れてないと たいへんかも。 これは フレッシュチーズ つまりカッテージチーズを使ったケーキです。 チーズは 500㌘のケースで売られているので これ全部を使うレシピーだったのですが ここでは その半分の量を書きます。   台生地  小麦粉 150㌘  砂糖   40㌘   卵   一個  バター 70㌘   中身  リンゴ 1個 レモン  半分     チーズクリームの材料 カッテージチーズ  250㌘ 砂糖     70㌘ 卵      中 二個 生クリーム 100㏄ バター 20㌘ 小麦粉  大さじ 1 レモンの皮のすり下ろし   これで 18センチのパイ皿   台の生地をつくります。 山盛りにおいた小麦粉に少し穴をあけ そこにすぺての材料をのせて 少しずつくずしながら 混ぜていき よくこねます。 混ぜ合わせたら 1時間くらい 冷蔵庫で休ませ そのあと  打ち粉をした台で のばして パイ皿に敷きます。 多すぎるところは 切って 高さをそろえる。   りんごは皮をむいてうすぎり レモン汁をかけておく。   チーズクリーム 生クリームは泡立てておく。 カッテージチーズは 裏ごし。 バターは 室温でやわらかくしておく。 生クリーム以外の材料を混ぜる。 生クリームを加えて さらにまぜる。   台に リンゴを並べ チーズクリームーかけ オーブン 180度に入れる。 1時間くらいで できあがり。     さめてから 冷蔵庫にいれて 最低2日 待ってから食べましょう。 4日目から6日めが最高においしいです。