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トルティージャ『スパニッシュオムレツ』のレシピ

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トルティージャは だいたい マドリッドのどこのバルに行ってもあるくらい 国民的食べ物です。 いえ 国民的だと思っていたのですが アンダルシアではなかなかおいしいトルティジャはいただけません。 実は 国民的というより カスティジャ地方の地方の食べ物だったんですね。 マドリードを中心にしたカスティジャ(Castilla カスティーリャとも表記) アビラ、セゴビア、ソリア、ログローニョ、ブルゴス、サンタンデル、パレンシア、バリャドリードの8県をカスティジャ地方と呼びます。セゴビアはお城と水道橋でブルゴスはカテドラルで有名な場所です。 写真はブルゴスの朝食風景。切り分けたスペインオムレツと一片のパンを選べます。 フォークを刺しているのを日本人の方は気になるとおっしゃいますが、私はお箸ではないですし、まったく環境の違う場所での習慣なので特に気になりません。 フォークで刺すのは、一度誰かに出したものを手をつけなかったためにまた他の人に出すというようなことが起きないようにしている習慣です。 スペインオムレツの作り方(基本) 材料 基本は ジャガイモとタマネギ少々ほかのものを入れるのは邪道という マドリッ子は多い。ジャガイモ4個に対して タマネギ4分の1 卵 4個から5個 揚げ油 焼く用の油少々 作り方 ジャガイモとタマネギはうすくうすく切る  ジャガイモとタマネギの薄切りに軽く塩をして混ぜる 卵を割ってボールに入れ、泡だてずにかき混ぜる 多めの油を熱しておく(揚げ油) ジャガイモとタマネギを揚げる(揚げながら煮るという気持ち) ジャガイモとタマネギに火が通ったら(よく火を通す)、溶いた卵に入れてよくなじませる 油を薄く敷いたフライパンにジャガイモとタマネギを混ぜた卵を流す 軽くかき混ぜて中まで火を通す(中に火が通っているけど ぱさぱさではない状態。フレンチオムレツと同じ方法です。) ひっくり返す時は お皿をフライパンにかぶせて(ですから フライパンより一回り大きい皿を使う) 一度取り出した後 焼けてない方を下にして フライパンにもどす。 これは ピクニックに行く時のマドリッ子の定番です。 ピクニックにかかせない おうちメニューのトルティジャ スペインオムレツの作り方(上級編) 別のタイプのトルティジャを紹介します。 おしゃれなレストランで出される ソース(サルサ)であえた トルテ

トマトのすりおろし方。ハエンの典型的な朝ごはん

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以前ご紹介したハエンの典型的な朝ごはん。 トーストにトマトのすりおろしとエキストラバージンオリーブオイルをかける。 トマトのすりおろし方法を紹介します。 以前、日本から持ってきたおろしがねを使ってたんですが、 結構大変だった。 この穴開きタイプ。 人参の細切り用のこのタイプが早くできます。 お塩を少し入れて。 好みでタイム、ニンニクを入れます。 上にハモンセラーノをのせたり。 健康的な朝ごはんです。 うちの子供達は、夜食にもこれを食べてます。

スペイン風 すいとん オルミゴ

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この記事 を参考にして作った オルミゴ。 オルミガが 蟻。 その男性型のオルミゴ。 どう訳したらいいのでしょう。 ハエンの食べ物だそうです。 材料 にんにく 2片 玉ねぎ  一個 ミジン切り ピーマン イタリアンピーマンです。 2個 2センチくらいに切る。 乾燥赤ピーマン 一個 (パプリカ粉末で代用できます) トマト 一個 すりおろす じゃがも 2個 (好みで。 オリジナルは一個になってますが) ローリエ 2枚 小麦粉 100g バージンオリーブオイル たら (白身魚) 一切れ (スペインでは 塩漬けしたものを 塩抜きして使います) 作り方 鍋で 水 200ccを沸騰させ そこに 小麦粉を入れて 混ぜる。 木べらで こねるように ひとまとめになったら そのまま 丸めて 置いておく。 ひも状にして 2センチくらいに切っておく。 鍋にオリーブオイルを熱して 玉ねぎとにんにくを炒める。 しんなりなったら ピーマンを入れる。 そのあと トマト(すりおろしたもの) ジャガイモ (さくように切り取ったもの 肉じゃがに入れるような感じに )を入れ 軽く炒める。 そこに水をひたひたに入れ  乾燥赤ピーマン ローリエ 塩 コショウを入れ 30分 煮る。 ひも状にした 小麦粉を練ったものを入れる。 (これがオルミーゴ と呼ばれる) 中まで火が通ったら たらを入れて 出来上がり。 すいとんのようなものです。

ピクニックにかかせない おうちメニューのトルティージャ

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もうすでに トルティージャ  (スペインオムレツ)については 書いてるのですが ほんとに大事なメニューなのでもう一度。 前回は 料理人クラスで習った レストラン仕様でしたが 今回はわが家のトルティージャ。 基本的には同じなのですが もちろん サルサなしの いかにも スペインの食べ物。 作り方は前回と同じなので ここでは ポイントだけ。 とにかく一番大事なのは ジャガイモを薄く 薄く 切ること。 そして ゆっくりと揚げる。 とろとろな感じになるように。 薄いと ポテトチップスみたいな状態になりやすいので そうならないように 弱火で揚げる。 ジャガイモ 約300㌘に玉葱4分の1くらい。 玉葱は大きいもの。 小さかったら半分。 揚げる時 赤ピーマンを入れて 作る時は うちの場合は別にしています。 そして出来上がったトルティジャの上に のせると スペイン国旗の色。 個人的好みでは このくらい焼き色がついてるほうが好み。 で 口にいれると とろーんと 溶ける。 油で揚げることに抵抗のある人もいますが 新しい油を使えばもたれません。 83才のうちの母も 大喜びでぱくぱく食べます。 このとろりーんという 口当たりが 不思議だって いいながら。 ピクニックにかかせないメニューですが ピクニックは スペインでも ピクニックと呼びます。 イギリスのとても素敵な 発明ですね。 オランダ人に訊いたら やっぱり オランダでもピクニックって 言うんだって。 世界共通の素敵な習慣。 ピクニックに行こう。

スペイン煮物 guiso

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どこの国でも どの家庭ても 冷蔵庫に少しずつ残ったものを どうにかする時のレシピーがあると思います。 ギソは それ。 とにかく いろんなものを炒めて 煮て 味付けする。 ニンニク・玉葱・人参は たいていあるので それは 基本。 それらのみじん切りをいためて しなしなになったら チョリソ 肉類 ピーマン ズッキーニ なす などなど あるものを いれて あたためて スープを入れて 煮る。 そのあと サンドイッチ用の食パン 2分の1 もしくは あまったフランスパン薄切りを軽く揚げた物 にんにく サフラン タイム クミン アーモンドを  モルテーロ でつぶして ワインを少し そそいで 鍋に 流す。 今日は 赤ピーマン 緑のピーマン ズッキーニ ジャガイモ 角切りの豚肉 とり胸肉 チョリソマカロニをいれました。 ベーコンやハムなどをチョリソのかわりにいれても いいと思います。 guso の動詞 guisarは 料理をする という意味からもわかるように ギソは 代表的料理です。 独身の女の先生が 「わたしの家では 母が guisarするので わたしには たくさん時間があります。ですから いつでも 相談にいらしてくださいね」とおっしゃってました。 料理が家事の中でも 第一重要でもあるので 家事をする というふうな使い方もあるようです。

Patatas Bravas パタタス ブラバス

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パタタス・ブラバス patatas bravas bravo(a) たとえば トロス ブラボス が闘牛を意味するように 勇敢な と言う意味がもともとの意味。 それが イタリアで 喝采と言う意味で使われるようになって ブラボー は 世界的に使われることばになった。 もちろん スペインの劇場でもつかわれる。 そして このパタタ・プラバスは サルサ ブラバがかかっている。 このサルサは ちょっと ピカンテ(辛い)。 スペインの料理は基本的に辛くない。 ピカンテなものが苦手なのだ。 だから このほんのちょっと ピカンテなだけで 勇敢であるとされる。 サルサの作り方 玉葱 小 一個 にんにく ひとかけ トマト 小一個 唐辛子 (好みで スペインだと ひとかけ。 粉末だと ほんとにちょっと) タイム クミン スープ 20㏄ 玉葱 にんにく は みじん切り いためて しなしなになったら きざんだとまとを加え 塩・タイム・クミンをいれ ブレンダー または 裏ごし。 スープを加えて一煮立ち。 じゃがいもは  地中海ポテト と同じように切ります。 本来の作り方は 小さいポテトを選んでまるごと 揚げて ソースと一緒に 煮るというのが 伝統的な作り方だそうですが 今では 揚げたものに ソースをかけたものが一般的です。 さめたら ソースとまぜて 電子レンジで温めると それなりにいただけます。

いんげんのオリーブオイルあえ 典型的第一プレート

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いんげんです。 ゆでて 水を切って オリーブオイルを熱して いためたにんにくをじゃっと かける。 それだけ。 基本的に  アセルガ 福寿草の調理例 と 同じ方法。 シンプルですが おいしいです。 オリーブオイルは たっぷりめで。

地中海ポテト フライドポテト メディテラネア

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LAYのポテトチップスにも 地中海風というのがありますが 基本的には それと同じ。 ナイフで さくっと こさぎとるように切ったポテトを油で揚げて 酢 おろしニンニク 塩をまぜた ビナグレットにまぜただけ。 寿司メシを作る時と同じで ポテトの熱で 酢が蒸発し むはっ て感じになると おいしい。 普通のフライドポテトと違って さめてもおいしいし 電子レンジで温め直しても おいしい。 マドリッド 郊外のアルカラ・デ・エナレスに住んでいた時はよく食べていたけど なぜか このあたりのバルでは 作らないようなので 作ってみたら けっこうおいしい。 ローストチキンにも あいます。 じゃがいもは スペイン語で パタタ。 写真を撮る時 パタタと 叫びます。 でも 気をつけないと マヌケ顔になる。 チーズのほうがいいかも。 ウィスキーって いう人もいるよね。 て のんべだけ? ラテンアメリカのスペイン語では パタタではなく パパ。 papáと papa。 アクセント記号があるほうが おとうちゃん。 なだらかに 発音すると じゃがいも。 ちなみに法王さまも パパですが アクセント記号がありません。 アルゼンチン人は よく パパフリターと さけびます。  頭がよく 働かない時などに。

なすの重ね焼き

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milhojas de berenjena なすの千枚重ね 材料 なす 太めのなす (薄切りにして 塩・胡椒して 小麦粉をまぶす)    フレッシュチーズ 味はカッテージチーズのような感じ    黒蜜 作り方 なすを軽く 揚げて チーズの薄切りと かわりばんこに置き オーブンで 焼く。 焼いた後 黒蜜をかける。 ほんとうは黒蜜ではないのですが 黒蜜にそっくりなものが売っているのです。 黒蜜 なのかな? miel de caña ミエル・デ・カニャ サトウキビのはちみつ

アスパラガスのラザーニャ

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安い細いアスパラガスを見つけた時に。 写真は お友達のアスパラガス畑の最後の取り入れに残った小さいものたち。 それでも 取れたては やわらかくておいしい。手でぽきぽき折って 折れない所は 使いません。 材料 アスパラガス 一輪 かせになって売ってるもの一つね。 固い所は捨てます。  ラザーニャ 8枚 茹でます ベシャメルソース 1.5カップ  ベシャメルソースの材料(牛乳300㏄ 小麦粉 大さじ2 バター 大さじ2 ナツメグ・胡椒) チーズ 溶けるタイプ できれば けずったもの。 トマトソース (みじん切りにしたニンニク・タマネギをよくいため 人参みじん切りを加え やわらかくなったら トマトのみじん切り ワイン少々 タイム・オレガノをいれて煮る。) 作り方 アスパラガスは オリーブオイルを熱して ニンニクを軽く炒め そこで柔らかくなるまで 炒め    ます。 ラザーニャのパスタを置く。     アスパラガス ハムの細切り トマトソース を置く。     パスタは2列。 だから一列 4枚。     繰り返し 置き パスタで終わり。     ベシャメルソース を たっぷりかけて チーズを置き オーブンで 焼き色が軽くつくまで。     ハエン・ホダールは アスパラガスの産地として有名です。     アスパラガスはesparago

ガスパチョ シェフの味 主婦の味

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ガスパチョはスペイン料理を代表するコールドスープです。 アンダルシアを発祥の地としますが 今では全国 どこでもいただけます。 ただし 家でつくったほうが おいしい。 特別おいしいレストランを別にしたら。 わが家では夫の家庭で慣れ親しんだガスパッチョを作っているのですが 先日 アンダルシアの料理界の一人者ともいわれるホセに彼のレストランのガスパッチョを習いました。 さすがに 夫は うなりましたが 子供達は 食べません。 大人の味なのですね。 で 今回は ガスパチョ 二種 シェフの味と主婦の味 ①シェフの味 トマト 熟しているもの 1㌔ キュウリ 50㌘ イタリアンピーマン(緑) 一個 にんにく ひとかけ クミンほんの少し   パン(バゲット 1日前のもの) 握り拳サイズ 塩 オリーブオイル エクストラバージン 100㏄ ワインビネガー 50㏄  にんにくは クミンといっしょにつぶします。 その他の材料を全部ブレンダーにほうりこんで攪拌。 24時間 冷蔵庫の中に放置。 その後 濃すぎるようでしたら 水を足してもう一度攪拌。 キュウリ・ピーマン・トマトのサイコロ切りを添えて。 主婦の味 トマト 8個くらい キュウリ二分の一本 赤ピーマン 大なら二分の一 にんにく 二分の一かけ 塩 ワインビネガー30~50 オリーブオイルバージンエクストラ 50㏄ このみで。 やはり 同じようにブレンダーで ガーガーするだけです。 最低 24時間冷蔵庫に放置します。 これが大事てず。 食べる前にもう一度 攪拌したほうが きれいに液体になってます。(suave) いただく時は 小さく切った野菜類とパンをちぎっていれて。 人によっては ゆで卵 ハモン・セラーノを散らす方もいらっしゃいます。 主婦の味と シェフの味は ピーマンを赤を使うか緑を使うか 赤のほうが甘いので子供達は好きなのだと思います。 それから クミンをいれると ちょっと癖が出ます。 でも少量なら 大人にとっては 旨味なんですよね。 でも 子供達は うへっ でした。 主婦の味版は 離乳食が終わったくらいから すぐ食べられます。 小さい子供って トマトをあまり好きではないのですが これだと たくさんほしがります。 ハエンなら ティトさんの作る  こんな食器でも  おいしくいただけますね。

冷蔵庫のお掃除メニュー なんでもグラタン

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日曜日はたいてい少しこった料理を作るのですが 今日は すこし夏バテ ということで 簡単料理で なおかつ 冷蔵庫の中身整理をしました。 だから なんとなく 今日の気分で作っていったので料理の名前はありません。 まず ベシャメルソースを用意しておきます。 ベシャメルは 泡立て器を使って作れば まずだまになることはありません。 スペイン式に作る時は バターとオリーブオイルを半々にして作ります。 小麦粉をいったん炒めたら 火から下ろして 牛乳を入れていくのが だまにならないための必須条件。 塩 胡椒 ナツメグをいれて また火にかけ 煮ます。 パタタ・ア・ロ・ポブレ 昨日は 大切なもの風ジャガイモでしたか゛今日は びんぼーくさいジャガイモ。 薄く薄く輪切りにして 深さ2センチくらいの油で 煮るように揚げます。  弱火です。 タマネギも一緒に。 やわらかくなったら 取り出して 同じ油で 赤ピーマンを揚げる。 チョリソ ベーコン 肉類を炒める。 固ゆで卵を用意。 これらを耐熱食器に入れて ベシャメルソースをかけ チーズをのせて オーブンへ。 赤ピーマンは飾りとして 散らしていきます。 子供達が 実は赤ピーマン嫌いなので 赤ピーマン トマト タマネギ ニンニクいためて 裏ごしにかけてソースにして いれたりもします。  ズッキーニ・なすなど 地中海的野菜を加えても。 でもこれらの野菜 実はアジア原産なんですよね。 とにかく なんでも 冷蔵庫に残ってるもの全部いれてしまいます。 日曜日の午後は ゆったりした気持ちで過ごしましょう。 明日は月曜日。

パタタ・ア・ラ・インポルタンシア 大切なこと風じゃがいも

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importanciaは importante 大切な の 名詞形です。 ア・ラ・イタリアーノ っていうと イタリア風 だから 大切なこと風 って訳してみましたが とにかく ジャガイモのちょっとおしゃれな食べ方だよーん ということで。 まず ソース(Salsa)を作ります。 タマネギ・ニンニク みじん切りにして 炒めます。(たまねぎ一個 ニンニク 一かけ) よーくよーく炒めます。  そこに 小麦粉を大さじ1 いれて スープ(できれぱガラスープ なかったら スープの素を溶かしたもの)をいれて ちょっと 濃いスープを作ります。 ジャガイモ 輪切り。 薄切りではなく 少し厚め。 塩・胡椒して 小麦粉・溶き卵を通して揚げます。 黄金色(dorada)になったら 取り出して 油を切り 耐熱容器に入れて ソースをかけて オーブンで十分。 肉料理に添えても。 フライド・ポテトと違って 作っておいて 食べる時に暖めればQKなので 便利です。 スペインでは ジャガイモって ほんとに大切な食材だと思います。 毎日 いただいています。 トルティジャ パタタ・ブラバ パタタ・フリタ などなど ギソにもかならず入ってます。

フラメンコな目玉焼き

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Huevos al Flamenco フラメンコっていうと 踊りを思い浮かべますが これはフランドル風のと言う意味だと思います。 北ヨーロッパのストーブを利用した卵料理の変形だと思います。 耐熱容器に 炒めた野菜 を 置き トマトのすり下ろしと ハモン・セラーノ チョリソ などを置いて オーブンで焼いただけの簡単料理。 写真は アルカチョファ グリーンピース 空豆 タマネギ ニンニク ハモン チョリソを使ってます。 ベーコン ハムなどでも けっこうです。 ただ 野菜を炒める時は オリーブオイルを使ってください。

簡単に作れておいしい ピピラナ

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ゲンズブール 好きです。 彼が まず成功を収めたのは この曲でした。 もちろん その前にも いくつか国内で話題になったけど この曲は世界的ヒット。 日本でも歌われていました。 その後リメイクもあったと思います。 これがヒットして世界的に有名な作曲家になったわけですが 皮肉にこういっています。 「一生懸命の曲が認められず 十分で作った曲が 成功する」 わたしはかわいいシャンソン人形 と 日本語でも歌われました。 それと同じで料理も こっているから おいしいとは限りません。 簡単で 大急ぎで作ったのに 大好評。 時間をかけたのに誰も食べたがらない。 そういうことはよくあります。 今日のレシピ。 これは これから暑くなる時期にぴったりのサラダです。 材料 トマト 緑のピーマン キュウリ タマネギ この野菜類は同量そろえて さいころに切ります。    ニンニク パンをすりつぶして そこにバージンオリーブオイルをいれます。カソルラ産のオイルは少し 辛くて こういう時はぴったり。 なるたけ風味の強いオリーブオイルを選んでください。    塩 胡椒 クミン バルサミコ これらの材料をまぜるだけです。 ニンニクの量は 好みで。 五人分で一かけ使ってますが 少しずつ加えて確認してください。 このピピラナには 主に 2種類 あって カソルラ地方風とカディス地方風。 今日紹介したのはカソルラ風です。 ギリシアの料理だと思ってる方もいらっしゃるらしいですが これは スペイン料理です。 英語で検索しても スペイン料理として出ています。 ギリシアとしてでているのは 唯一 日本の某料理家のページだけです。 で 最後は ゲンズブールとジェーンバーキンの歌で終わります。 簡単料理で 素敵な夜をお過ごしください。

スペイン料理で使う野菜アセルガを使った2品 ほうれん草と白菜で代用できます。

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スペインでよく利用される野菜を使った料理を紹介します。栄養満点でほうれん草によく似た野菜です。 アセルガとは アセルガというのは 日本ではフダンソウと呼ばれて戦前食されていたようです。espinaca de china, berza espinaca 中国ほうれん草と呼ばれている事から アジア原産であることが想像できます。 スペインではローマ人が食していたという記録もあるらしい。ギリシャでは紀元前5世紀にすでに食されていました。 ただし、アセルガの効能などを発見したのはアラブ人で中世に研究し記録が残されてます。 アセルガは栽培が簡単な野菜で、種まきは年に2回:2月から5月と8月から10月。種まきをしてから収穫までほぼ4ヶ月です。 栄養的には ほうれん草同様 カロチンが豊富に含まれているほか、ビタミンKが大量に摂取できます。 アセルガの緑の部分と白い部分を分けて利用する調理例 緑のところと 白いところと分けて 使います。 緑のところはほうれん草で 白い所は 白菜の固い部分で代用出来ると思います。 アセルガの下準備 アセルガをゆでます。 白いところのほうが 時間がかかるので まず最初に。4分くらい。 緑のところは 2分くらい。 両方 沸騰したお湯に 入れてゆでます。 ゆであがったら 冷水で冷やして 水から取り出しておく。 写真のお魚のようにみえるのが アセルガの茎のところを使ったはさみあげ。 緑のところは 松の実と干しぶどうのいためもの。 アセルガのはさみあげ 材料 アセルガ (ゆでた白い部分 または 白菜の固い部分)    ニンニクひとかけ 太ネギ一本 トマト小 二個 マッシュルーム 三個 イタリアンパセリ    赤ワイン     塩 小麦粉 卵     ホワイトソース 中身をつくります。 にんにく一かけ 太ねぎ みじん切りをよくいためる。トマトは 皮をむいて 種をとって みじん切り。  マッシュルーム・パセリもみじん切り よくいためたタマネギにトマトと マッシュルームをいれて いため 塩 胡椒し ワインを入れて煮る。そこに ホワイトソースをいれてあえる。 この中身を アセルガにはさみ 小麦粉と溶き卵に通して 揚げる。 アセルガの松の実と干しぶどうのいためもの アセルガの緑のところをつかいます。 材料  アセルガ    よく熟れたトマト三個    緑のピー

葡萄は クリスマスだけじゃ ないよ と言うテーマ

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ぶどうはクリスマスだけじゃない っていうのは スペインでは 大晦日の夜 十二時の鐘の音にあわせて12個のぶどうを食べる習慣があります。詳しくは 「 12個の葡萄 大晦日のスペイン 」をお読みください。 で クリスマスはナビダ Navidadなんですが これは 12月24日から1月6日まで。 だから この大晦日にいただく 葡萄も 「クリスマス」を代表する食べ物になるのです。 葡萄のブルーチーズクリームづめと 野菜チップス ブルーチーズ 50㌘に 生クリーム大さじ1 バター小さじ1 をまぜて 電子レンジに20秒くらいいれて柔らかくしてまぜて ブルーチーズクリームを作ります。 葡萄は 皮の厚い種類の場合はしっかりむいて 一部に少し切り目を入れて 種を出します。 小さいスプーンを使って取ると 簡単にとれます。 そこに クリームをしぼりいれます。 小さめのカナッペ用トーストにもクリームを絞り出して その上に葡萄を置きます。 子供用には クリームチーズでも 言いと思いますが 葡萄の甘さとブルーチーズの独特の味がとてもあって おいしくワインがいただけます。 真ん中にあるのはチップス。 ナボ という 大根の一種 ユッカ 人参を薄く切って 揚げます。 お団子みたい・・です。 丸く切り出した洋梨のワイン煮と葡萄をくしざしにしました。 うずらのエスカベチェに いくつか葡萄を配してます。 肉料理に 果物を置くと おいしさがひきたちます。 エスカベチェは 酢を使った煮物。 肉類を一度 バージンオイルで 揚げるか 焼いて 黄金色にして 野菜とワインで煮て 肉が軟らかくなったら 酢を入れます。 酢はかなりの量。 シェリー酒のビネガーが理想ですが 手に入らない場合はワインビネガー。 この ウズラの場合は暖かいときもおいしいのですが できれば 2・3日置いて 冷たくして頂くとおいしいです。 その時 もう少し 酢が必要だと思ったら かけて。 6日くらい おいしくいただけます。 魚でも おいしい。

トマトの皮で 薔薇の花

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トマトを湯むきにせず 包丁で薄く 薄く むいていきます。 りんごをむくように。 へたのほうからではなく 反対側から。 ただ 途中で切らないように注意して。 その長い皮を花の表面を下にしてぐるぐるまいて 形を作っていきます。 簡単なテクニックですが 意外と子供が喜びます。 食べたとしても大丈夫なので。

ハエンの朝食

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ハエンの朝食 トーストにオリーブオイル そしてトマトを小さく切ってペーストにした物 こうやって パンにのせていただきます。 好みでお塩をかけて 

ピスト・マンチェーゴ

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ピスト・マンチェーゴは オリーブオイルでニンニクを炒め タマネギ ズッキーニ ピーマン を炒め煮にし トマトソースであえて頂きます。 サイコロの形に切ったポテト・フライを添えて。 ラタトーイユにもちょっと似ていますね。 ポテトの替わりに ピラフやパスタを添えてもおいしいです。