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スパイスでもっとスペインらしく

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グラナダの町 を歩くと 出店でスパイス類を売っているのを見かけます。 私の住んでいるハエンより スパイス類の種類は豊富。 一般的イメージとして スペイン料理って 辛い と思われてる方も多いかも。 でも スペイン人って カレーとかスパイシーで辛い料理は苦手です。 辛い picante ピカンテ ピリ辛のことですが ちょっとピリ辛とピカンテって似てませんか? では スペイン人がよく使うスパイスは何でしょう? 一番有名なのは サフランですね。 そのほか タイム ローズマリー にんにく イタリアンパセリ クミン ミントなどです。 日本語名 表記   発音 サフラン azafrán アサフラン タイム tomillo トミージョ ローズマリー romero ロメーロ にんにく ajo アホ イタリアンパセリ perejil ペレヒル クミン comino コミーノ ミント hierba buerna イェルパ ブエナ(マドリッドの人が 発音すると ジェルバ ブエナと聞こえます。) それから お菓子類には バニラとオレンジの花の抽出液 バニラ vainilla バイニージャ オレンジの花の抽出液 azahar アサアル タイムとローズマリーは 山に行くとたくさん生えているので スペイン料理によく使われるというのが納得です。

ロスキージャ

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スペイン語では 大きいこと または小さいことを表現するときに 名詞のうしろに on, ona ito ita illa illoなどをつけます。 たとえば 女性 mujerに onaをつけて mujerona 大女という意味です。 また casaにitaをつけて casita 小さな家 ですが 自分の家に愛情を込めて言う時にも。 小さい方がなんとなく愛情がこめられるようで 大きい方は 悪口を言う時に使われます。 でも 食べ物の時は少し様子が違うかもしれません。 だって 食べ物って 大きくても 小さくても おいしいものはおいしい。 roscoロスコは 穴の開いた小麦粉菓子のことですが 大きいのは roscón。 お正月にいただく  ロスコン・デ・レジェス  直径が20センチ以上。 そして ちいさな ドーナツ ロスキージャ。 rosquilla でも スペイン語には 男性名詞 女性名詞があって 小さくしても大きくしても 性は変わらないはず。 なぜ ロスコンは男性で ロスキージャは女性なんでしょう。 男性ならもっと大きく感じて 女性ならますます小さく感じるからなんですって。 あらあら マチスタの言語だわ。 ロスキージャ 小さなドーナッツですが アメリカンドーナッツとはひと味違います。 多くの スペイン菓子と同様 アニス酒がはいるのです。 では 作り方です。 小麦粉 250㌘ さとう 120㌘ 卵   一個 アニス酒 大さじ1(甘口) オリーブオイル エクストラバージン 大さじ3 ベーキングパウダー 小さじ1 レモンの皮のすり下ろし レモン一個分 水 大さじ1~2 全ての材料を混ぜ合わせ よくこねて 細いひもをつくり わっかにして揚げる。 それだけです。 揚げ油も オリーブオイル エクストラバージンを使います。 オリーブ油の風味が かなり影響するので好みのものをお使いください。

チョコレート ロックケーキ

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娘 十一歳 最近 お菓子作りに目覚めております。 チョコレート ロックケーキ  チョコチップクッキーみたいな感じ。 ごつごつしてますが 味は最高です。 材料 小麦粉 200㌘    さとう  80㌘    バター 100㌘    チョコレート 100㌘ (こちらで デザートを作るために売ってるブラックのものを刻んでますが なければ 板チョコ 小さくそぐようにきざみます。)    卵大 一個 小麦粉・さとうにバターを練り込む チョコレートをまぜ 卵を割り落とし こねる。 だいたい14コくらい オーブン 170度 15分くらい

タパス

スペインのバルは 居酒屋でもあるし コーヒーも飲めて 朝ご飯も取れるし 軽く御飯も食べられる。 軽いおつまみのような料理をタパス TAPASと呼びます。 もともとはふた と言う意味。 散歩の途中で トイレに行きたくなったら 気軽に立ち寄って 借りましょう。 そのまま なにかを頂いてもいいし 散歩を続けても かまいません。 バルは公衆トイレがわりでもあるのです。

RATATOUILLE

邦題 「レミーのおいしいレストラン」 スペインでさえ ちゃんとフランス語そのままなのに ね。

Ameno

ERA - Ameno Ameno _ ERA magik-man2 疲れた時はこういうの。

りんごで作ったお酒 シードル を使って

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シードラってりんごで造ったお酒。 日本ではシードルって呼ばれてるよね。 ヨーロッパ各地で 作ってます。 スペインは北のアストゥリアス・バスコが有名。 ドイツ・フランスのカルバードス イタリアのピエモンテ イギリス スコットランドなど。 アメリカでも作っている地域があって ジョン・アービングがサイダーハウスルールって小説を書いてるけど このサイダーは シードルのこと。 発泡酒ですが オリジナルの作り方はこちらです 高い所から落とす事によってガスを取り入れる。 こういう作りのシードラは すごくアルコール分の強い 伝統的なもの。 でも現在売っているものは アルコール4~8%か゜中心です。 とても飲みやすいので 気軽に土曜の午後なんかに頂いています。 こちらはドイツのシードル。 たぶん伝統的な入れ物をそのまま使ってるんですね。 こういうの見るとほんとにほしくなってしまいます。 シードルは ニッカも作っています。 料理に使う時は ドライを使ってください。 今日の料理 Lomo de Cerdo braseado con manzana y sidras 豚かたまり肉のりんご煮です。 材料 豚のかたまり肉 脂の少ない所 1㌔    りんご二個 塩 小さじ1から2 好みで。    胡椒 タイム シードルはあまったものでもよい。 1カップ    生クリーム 一パック かたまり肉は 焼き豚を作る時のようにタコ糸で しばって用意する。 塩・胡椒し 多めのオリーブオイルで強火で軽い焼き色をつける。 そこに タイムと薄切りにしたりんごをいれ 弱火で木じゃくしで動かしながら 火を通す。 そこにシードル カップ1をいれて 弱火でじっくり煮込みます。 1時間くらいしてやわらかくなったら 生クリームを入れて 5分くらい火を通して タコ糸をとって切りわけます。 比較的肉嫌いの子供もたくさん食べます。 お酒が入っているけど大丈夫かなって思われる方もいらっしゃるかも。 よく煮ているので アルコールは残っていません。 お酒にとっても弱いわたしが言うのですからまちがいないです。

檸檬 レモン limón

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スペインの市場で野菜を買うと たいていサービスで レモンかパセリをもらえます。パセリはいわゆるイタリアンパセリタイプ。 レモンもパセリもどちらも 食卓には欠かせません。 パセリは一週間で使えないくらいの束をくれます。 水につけて 台所の窓のところに置いておくと少しだけ使ったりして便利です。 レモンも小さいのを一個みたいな感じではなく でかいのをニ・三個 くれます。 そのくらいレモンは生活の中にある リーズナブルな食べ物なのだと思います。 マヨネーズも酢の代わりにレモンを使うとマイルドに仕上がります。 また 皮を パン生地やスポンジにすり下ろして入れても良い香り。 絞った後の皮は 油汚れが落ちるので 火の周りのお掃除に使ったりします。 原産は 東南アジアだそうで アレキサンダー大王によって ヨーロッパに紹介されました。 日本の文学の世界では檸檬という小説が有名ですが 同様に高村光太郎も 詩を書いています。 レモン哀歌                    そんなにもあなたはレモンを待つてゐた かなしく白いあかるい死の床で 私の手からとつた一つのレモンを あなたのきれいな歯ががりりと噛んだ トパアズいろの香気が立つ その数滴の天のものなるレモンの汁は ぱつとあなたの意識を正常にした あなたの青く澄んだ眼がかすかに笑ふ わたしの手を握るあなたの力の健康さよ あなたの咽喉に嵐はあるが かういふ命の瀬戸ぎはに 智恵子はもとの智恵子となり 生涯の愛を一瞬にかたむけた それからひと時 昔山巓でしたやうな深呼吸を一つして あなたの機関ははそれなり止まつた 写真の前に挿した桜の花かげに すずしく光つレモンを今日も置かう

おいしい オリーブオイル

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これがわたしの住んでいるハエンの景色です。 ずっと オリーブ畑が続いています。 スペインの中でも 一番高品質のオリーブが作られています。 苦いのは苦手という方もいらっしゃるそうなのですが オリーブオイルは苦いほど高品質。 雨の少ない 地域のきちんと熟して作られたオイルは苦くておいしい。 いためものよりも和え物につかったほうがあうと思います。 毎年 バスク地方では このハエンのオリーブオイルを使った国際料理コンテストを行っています。 詳細は  こちら  言語は英語・スペイン語・フランス語が選べます。 オリーブオイルのリスト ANIMA ÁUREA S.L. 23710 Bailen (Jaén) Cristóbal Colón, 14 Tel.: 913199767 info@oliveland-products.com www.animaaurea.com Admite visitas. MONVA/COMOVA, S.A. 23100 Mancha Real (Jaén) Cortijo Virgen de los Milagros. Ctra. Jaén-Baeza, Km, 30. Tel.: 953350178 info@comova.es www.comova.es , www.monva.es GRUPO CASTILLO DE CANENA 23420 Canena (Jaén) Remedios, 4 Tel.: 953770101 info@castillodecanena.com www.castillodecanena.com POTOSÍ 10 , S.A. 23370 Orcera (Jaén) Ctra. de Hornos, s/n Tel.: 902363640 comercial@potosi10.com www.potosi10.com ACEITES LA LAGUNA, S.A. 23529 Puente del Obispo. Baeza (Jaén) Camino de La Laguna, S/n Tel.: 953765100 aceiteslaguna@aceiteslaguna.com www.aceiteslaguna.com ACEITE JIENENSE DE CAZORLA, S.L. 23480 Que

お風呂に入ったいちご 

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イタリアの画家 ジュゼッペ・アルチンボルド(1527年 - 1593年7月11日)は、イタリア・ミラノ出身の画家。マニエリスムを代表する画家の1人とされる。 1562年 宮廷画家となりウィーンに移り住む。 野菜や果物を組み合わせて人物像を描いてる。 ちょっと風変わり。 これ見て 今日はフルーツ食べようって思う人もいないと思いますが・・・・ Wikipedia ★ Giuseppe Arcimboldo いちごにチョココーティングして 洋梨に刺しているだけですが ちょっと アートでしょ チョコのお風呂に入っているので こういう菓子類は パニャード って呼びます。

簡単に作れておいしい ピピラナ

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ゲンズブール 好きです。 彼が まず成功を収めたのは この曲でした。 もちろん その前にも いくつか国内で話題になったけど この曲は世界的ヒット。 日本でも歌われていました。 その後リメイクもあったと思います。 これがヒットして世界的に有名な作曲家になったわけですが 皮肉にこういっています。 「一生懸命の曲が認められず 十分で作った曲が 成功する」 わたしはかわいいシャンソン人形 と 日本語でも歌われました。 それと同じで料理も こっているから おいしいとは限りません。 簡単で 大急ぎで作ったのに 大好評。 時間をかけたのに誰も食べたがらない。 そういうことはよくあります。 今日のレシピ。 これは これから暑くなる時期にぴったりのサラダです。 材料 トマト 緑のピーマン キュウリ タマネギ この野菜類は同量そろえて さいころに切ります。    ニンニク パンをすりつぶして そこにバージンオリーブオイルをいれます。カソルラ産のオイルは少し 辛くて こういう時はぴったり。 なるたけ風味の強いオリーブオイルを選んでください。    塩 胡椒 クミン バルサミコ これらの材料をまぜるだけです。 ニンニクの量は 好みで。 五人分で一かけ使ってますが 少しずつ加えて確認してください。 このピピラナには 主に 2種類 あって カソルラ地方風とカディス地方風。 今日紹介したのはカソルラ風です。 ギリシアの料理だと思ってる方もいらっしゃるらしいですが これは スペイン料理です。 英語で検索しても スペイン料理として出ています。 ギリシアとしてでているのは 唯一 日本の某料理家のページだけです。 で 最後は ゲンズブールとジェーンバーキンの歌で終わります。 簡単料理で 素敵な夜をお過ごしください。

Yo tengo Michelin. ミシュランを持ってます。

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ミシュランを持ってるってなんじゃ? おなかの脂肪がむきむきで だんだん になってること。 肥ってる事を言います。 だから スペインのミシュランぼうや ダイエットしてる? ミシュランのスペインのページは こちら ごはんがおいしくって肥っちゃうので わたしも毎日 プールに行ってるの。

お誕生日でした。

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こういう感じに適当にクリームを置くのが好き。 とってもホームメイド。 たんにめんどくさいだけかも。 クリームには ブランディをかなり入れています。 Marilyn Monroe chante Happy Birthday マリリンモンローのバースディソング steven69 スペインでも お誕生日唱歌は同じ。 ただ スペイン語になるの。 クムプレアニョスフェリス クムプレアニョスフェリス デセアモントード クムプレアニョスフェリス

colador y pasapure

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やっぱり 丁寧に仕事をしようとすると こし器ってつかいますよね。 もちろん ブレンダーは ミキサーよりはるかに威力があるので ピューレーを作った時もだいたいきれいにできています。 それでも こし器を使って せっかく作った料理を ちゃんと完成させます。 これはcolador chino 中国人のこし器。 別に中国式ってわけでもなく 中国人の帽子型だから。 でも ほんとは これベトナムの農業の時の帽子よね。 国立の大学に行くとベトナム専門の先生が いつもかぶってた。 彼は 日本人だけど なかなかユニークでめだってました。 この器具は たんに チノって呼ぶ場合が多いです。  これは卵の黄身用 こし器。こすと 下のようになります。 お菓子です。 九州銘菓 鶴の子みたいでしょ? もともと 伝道師が持ってきたお菓子だったのでしょうね。 これは ポテトピューレーなんかを作る時に。 完璧に 液体ではないものに使います。 取っ手を握ってぐるぐる回します。 pasapure pasar 通る 通過する の 原型 動詞はar er irで終わって 人称と時差で変化します。 pure は ピューレ スペイン語では プレと発音します。 読み方は ローマ字読み。

スペインの小さな部屋で

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スペインでは 家の二倍のお金を内装にあてると言われていました。 さすがに今は建物そのものも高くなってきたのでそういうわけにもいきませんが やはりインテリアにはかなり興味があるようです。 だから よく新聞でも インテリア特集をしています。 そういうわけで 時々 そんな新聞の写真をピックアップしてみようと思います。 こういう「見せるためだけの食器棚」ってたいていのおうちにあります。 ぜったい一生つかわないコーヒーカップセットなんかが飾ってあったりしますが。 でも こういう重苦しくないタイプ かなり好みです。 こういうのって スペインの奥様好み という感じがします。 by Gancedo 母が未亡人生活をスペインで始めてもうすぐ一年になります。 建築中のピソ(マンション)が 7月くらいにできる予定なのですが 家具を買いそろえていく というのも楽しみなようです。

スペイン料理で使う野菜アセルガを使った2品 ほうれん草と白菜で代用できます。

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スペインでよく利用される野菜を使った料理を紹介します。栄養満点でほうれん草によく似た野菜です。 アセルガとは アセルガというのは 日本ではフダンソウと呼ばれて戦前食されていたようです。espinaca de china, berza espinaca 中国ほうれん草と呼ばれている事から アジア原産であることが想像できます。 スペインではローマ人が食していたという記録もあるらしい。ギリシャでは紀元前5世紀にすでに食されていました。 ただし、アセルガの効能などを発見したのはアラブ人で中世に研究し記録が残されてます。 アセルガは栽培が簡単な野菜で、種まきは年に2回:2月から5月と8月から10月。種まきをしてから収穫までほぼ4ヶ月です。 栄養的には ほうれん草同様 カロチンが豊富に含まれているほか、ビタミンKが大量に摂取できます。 アセルガの緑の部分と白い部分を分けて利用する調理例 緑のところと 白いところと分けて 使います。 緑のところはほうれん草で 白い所は 白菜の固い部分で代用出来ると思います。 アセルガの下準備 アセルガをゆでます。 白いところのほうが 時間がかかるので まず最初に。4分くらい。 緑のところは 2分くらい。 両方 沸騰したお湯に 入れてゆでます。 ゆであがったら 冷水で冷やして 水から取り出しておく。 写真のお魚のようにみえるのが アセルガの茎のところを使ったはさみあげ。 緑のところは 松の実と干しぶどうのいためもの。 アセルガのはさみあげ 材料 アセルガ (ゆでた白い部分 または 白菜の固い部分)    ニンニクひとかけ 太ネギ一本 トマト小 二個 マッシュルーム 三個 イタリアンパセリ    赤ワイン     塩 小麦粉 卵     ホワイトソース 中身をつくります。 にんにく一かけ 太ねぎ みじん切りをよくいためる。トマトは 皮をむいて 種をとって みじん切り。  マッシュルーム・パセリもみじん切り よくいためたタマネギにトマトと マッシュルームをいれて いため 塩 胡椒し ワインを入れて煮る。そこに ホワイトソースをいれてあえる。 この中身を アセルガにはさみ 小麦粉と溶き卵に通して 揚げる。 アセルガの松の実と干しぶどうのいためもの アセルガの緑のところをつかいます。 材料  アセルガ    よく熟れたトマト三個    緑のピー

Bollo Suizo スイスバンズ

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スペインでスイスパンと呼ばれているもの。 名前の由来はわかりません。 少し ブリオッシュ生地に近く それを やや クロワッサン型に作り 生地にオレンジの皮をすりこんでいる。 材料 小麦粉 強力粉 300㌘    生イースト    10㌘    バター     100㌘    砂糖       30㌘    牛乳      100㌘    卵         二個    オレンジの皮とレモンの皮のすりおろしたもの それぞれ一個分    白い所は入れない。 牛乳は人肌より少し温かい程度に温める。 そこに生イーストを溶かしておく。 小麦粉で山をつくり 真ん中をくぼませて  そこに 柔らかくしたバター イーストを溶かした牛乳 砂糖 溶き卵 オレンジとレモンの皮のすり下ろしを いれ 一気に混ぜ こねる。 手のべたべたがとれて きれいに丸くなるまで よくこねる。 ボールにいれ ふきんをかけて 暖かい所に放置。 二倍の大きさになったら 形づくり。 三角にして まき 端を少しまげて 三日月型に。 オーブン用受け皿にならべ 寝かす。 大きくなったら 溶き卵をはけでぬり (材料にはない 別の卵)180℃のオーブンで約10分。 取り出して 粉砂糖をふりかける。

トーストを食べる息子

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スペインでは毎日 バゲットを買います。 余ったら 厚さを半分に切って トーストにします。 かりっとしておいしい。 バターは オランダ製のがおいしい。 オランダ人ってほんとうにバター好きなんですよね。 だから背が高いのかな これはうちの末っ子です。一年くらい前だから四才の時。でもかわいいから載せました。

タルタ・デ・マンサーナ りんごのタルト

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りんごパイは スペインでは比較的よく食べられると思います。 朝ご飯として カフェ・コン・レチェと一緒に メリエンダ(おやつとしても) 生地はパイ生地を使用する事もありますが スペインではだいたい このクッキー生地を利用することが多いようです。 まず 生地。 Pasta Quebrada 焦げ焦げ生地(卵が入ってるから焦げやすいというだけ)パイ皿2個分 材料 卵二個    バター 250g    砂糖  100g    小麦粉 400g    オレンジの皮の白い所は全くない状態で すり下ろしたもの バターは柔らかくして 卵・砂糖と 混ぜ よくまざったら 小麦粉と混ぜて こねる。 よくこねて 冷蔵庫で休ませる。 少なくとも1時間。 この 量で パイ皿二個分なので余った分は しまっておくと 後日また作られる。 取り出して 薄くのばし パイ皿にしく。 160℃のオーブンで きれいな焼き色ができるまで焼く。 だいたい20分。 とりだして さます。(型からは出さない。) 中身の用意 クリーム Crema Pastelera いわゆるカスタードクリーム スペインでクリームというと だいたいカスタードクリームのこと。 生クリームはナタと言います。 牛乳 1/2㍑ 砂糖 100g 卵  黄身 4個    全卵 1個 小麦粉 50㌘ ふるっておく バニラビーンズ 二分の一 手に入らない時は バニラエッセンス バター 30㌘ 牛乳にバニラビーンズを入れて暖める。 沸騰させない。 卵に 砂糖を入れて 白っぽくなるまでかき混ぜる。 そこに温めた牛乳をこし器でバニラビーンズをとりながら まぜる。 ゆっくりかき混ぜながら 弱火に煮る。 重たくなって 火がとおり 空気がぽんと一・二度はじけたら とりだす。 林檎の用意 りんごは皮をむき しんを取り おしりからへたにむかって という方向で薄切り。 クッキー生地に クリームを流し入れ りんごをきれいにならべて オーブンへ。(160-180℃) りんごが柔らかくなるまで。 だいたい 25分くらい。 つや出しの用意 桃のジャムと少しの水 砂糖 ブランディを小鍋に入れて 煮る。 これを出来上がった りんごパイの上に薄くのばす。

南蛮漬け? エスカベチェ

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エスカベチェって言うのは肉や魚などを油で揚げて 酢の味の強いスープで煮込んだもの。 作ってすぐは 酢の味が強烈なくらいのほうが あとでおいしくなります。 これこそが 元祖・南蛮漬け。 南蛮人と呼ばれた南欧人によって日本に伝わったのでした。 でも 本当は日本に比べて スペインは南ではなかったんですけどね。   写真は ニジマスのエスカベチェ。 材料 ニジマス大 4匹    タマネギ 二個    人参 二本    にんにく 4個くらい    ローレル タイム ローズマリー 胡椒 パプリカ 塩     白ワイン ワインビネガー マスに塩・こしょうをして 多めの油で 揚げるように焼く。 マスを取り出し そこに 千切りにした 野菜 みじん切りにしたにんにく を入れて 炒める。 ローレル タイム ローズマリー 胡椒 パプリカをいれる。 そこに マスをもどす。 かき混ぜたあと ワインをカップ1くらいいれて 煮る。 しばらく 煮て 魚に味が染みたら 味見して塩を加える。 ワインビネガー できれば シェリー酒のビネガーが理想的 好みで 入れる。 カップ1くらい。 味見して ちょっと食べられないくらい強いくらいが理想的。 少なくとも二十四時間 置いて いただきます。 3日以上置いた方がおいしい。 一週間 くらい おいしくいただけます。

パーティの用意 Manjar Blanco

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普通のお料理教室と違うのは ここは本当にレストランの一角を利用しているので結婚式パーティのときは手伝ったりして その時に作る量が半端ではないということ。 ピーマンのツナのつめもの 六百個 用意しました。 ピーマンにはマンゴのソースをかけるのです。 かけて 3日以上寝かせます。 マンゴのソースには カソルラのちょっと辛い(HOT)エクストラバージンオイルを使います。 ブレンダーもこんなに大きいです。 肉体労働者です。 これも六百個用意しました。 スペイン版のババロア。マンハール。ジンを二本 入れました。 マンハール 牛乳 3㍑ アーモンドクリーム 1㌔ 砂糖 900㌘ レモン 一個 シナモンスティック 2本 板ゼラチン 八枚(水につけておく) 生クリーム 2㍑ ジン コップ2杯 レモンの皮・シナモンスティック 砂糖 700㌘を牛乳に入れ 火にかける。 沸騰寸前に火から下ろし アーモンドクリームをいれ よくまぜ 水でもどした板ゼラチンを一枚ずついれてかき混ぜる。 これを容器ごと 氷水につけて 冷やす。 その間に 生クリームを泡立てる。 生クリームに200㌘の砂糖を足して 泡立て始める。 完璧に泡立てるのではなく あと一歩というところでやめる。 最初の牛乳とアーモンドクリームのミックス液がさめたら そこに生クリームを足していきます。 よくまぜたら 油を塗った型に入れて冷やす。 お皿に取り出し チョコレートの飾りとくだもの ホイップクリームなどで飾る。 書いてから気付いたのですが Manjar Blanco フランス語だと blanc-manger。 ブラマンジュのことだったんですねっ。 起源は アラブの料理です。

フラメンキンはフラメンコの味?

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flamenquin 要は 野菜の肉巻きなのですが。 中に入れるモノは ピーマンを軽く揚げた物とゆで卵。 ピーマンは 軽く塩をして低めの油でじっくり揚げても良いし 軽くオリーブオイルをかけて低温のオーブン(140℃くらい)で 1時間くらい焼いて柔らかくしたもの。 ちょっとまとめて作っておくと 彩りに使えます。  ピーマンとゆで卵は 小さめに切って用意しておきます。 ここでは 豚の肩肉 ロモを使います。 叩いて広げる。 ニンニクとパセリをすり鉢でつぶしたものを肉の表面に塗ります。 塩・胡椒をする。 小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて 揚げます。 中身は火が通った物なので まわりがきつね色になったら取り出します。 切り口はこんな感じ。 フラメンキンはもともと ハモンセラーノ(スペインの生ハム)を撒いてあげるのが本家 コルドバ式ですが アンダルシアの各地域で 色々な作り方があります。 マヨネーズを添えて。  ハモンヨーク(日本で普通に売っているタイプのハム)など 好みで。 でも このうちの先生に習ったピーマンとゆで卵があっさりして私は好みです。 こーんな長いのを出してくれるレストランもあるんだって。 参考 ウィキーペディア  flamenquin