マヨネーズ

マヨネーズの作り方
卵黄 1個
オイル (私はひまわりを使います)1カップ
塩 ひとつまみ
レモン汁 レモン半個
お湯 大さじ1か2くらい

卵黄と塩 レモン汁を混ぜる。
泡立て器で まぜながら 数滴ずつ オイルをいれる。
だんだん固くなってきたら ひとはだより少し暖かいくらいのお湯を足します。
そこにまた オイルを少しずつ入れて 混ぜていきます。

ニンニクをすりおろしていれると アリオリ風になります。(ほんとうのアリオリは卵黄をいれませんが)



 マヨネーズは スペイン メノルカのマオンという村で作られた食べ物です。
1756年に (スペインでは二派に別れて戦っていました。そしてそれぞれにフランスとイギリスが荷担していました)メノルカでイギリスとの戦いに勝ったフランス軍のRichelieuが たまたま通りかかった 宿で食する物をもとめたのですが 何もなく あるものだけで作ったのがこのマヨネーズだったといわれています。 これはスペインのソースのもっと古い物 アリオリからニンニクをぬいたものであると想像できますがたまたま 戦争中で ニンニクもなかったのではないかといわれます。 そしてこのソースにパンを浸して食し たいそう気に入ってフランスに持って帰りました。
その後 フランスでは マヨネーズはフランスの食べ物であるという説を実証しようとする動きが強まりました。そして 次の詩が発表されたのです。

Dans votre bol en porcelaine,
Un jaune d´oeuf étant placé,
Sel, poivre, du vinaigre à peine,
Et le travail est commencé.
L´huile se verse goutte a goutte,
La mayonnaise prend du corps,
Épaissisant sans qu´on s´en doute
En flots luisants jusques aux bords.
Quand vous jugez que l´abondance
Peut suffire à votre repas,
Au frais mettez-là par prudence
Tout est fini - N´y touchez pas!

この詩はLancelot によって1625年に発表された だから マヨネーズはこの時代にフランスに存在したのだと。
ところが スペインのノーベル賞作家 カミロ・ホセ・セラが この詩は1846年9月に生まれた Achille Ozanneによって1890年ころに書かれたものであると反証しました。
そういう色んなことがあって 一応今では スペインで生まれたソースであるというのが定説になっています。
マヨネーズの持つシンプルさはやっぱりフランスというよりスペイン的だと思います。

それにしても 博学のセラ先生 こういうところにもノーベル賞作家が 登場しちゃうところがスペインらしい?

初出 村人生活@スペイン (こちらのブログからたべものに関するものをこちらにいどうしつつあります。)

コメント

匿名 さんのコメント…
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