投稿

2006の投稿を表示しています

海外生活でかまぼこ

父は山に行って蕗を取ってきたり 魚を釣ったり そして取ってきたいかで塩辛を作ったり 考えてみたら自給自足の人であった。 食いしんぼうでもあったのだと思う。 食事は全体に質素であったからグルメという感じとはほど遠い人だったのだけど。 その中で特に思い出になっているのは 毎年 お正月に鯛を買ってきて かまぼこをつくっていた。 考えてみれば なんて贅沢なかまぼこであろう。 市販のかまぼこより遙かに高くつく。 鯛も おさしみにしてもいけそうな新鮮でおいしい鯛を使っていた。それは最高のかまぼこであった。 今年は 作ってみようかと思う。それで 復習。 かまぼこの作り方 約4本分 鯛 おろしたもの 1㎏ 塩 大さじ二杯 片栗粉 大さじ十杯 砂糖 大さじ 五杯強 みりん 大さじ二杯 卵白 大三個 鯛は 身を包丁でこそげ落とし 水にさらし くさみをとる。 水けをとり すり鉢に入れてこすり 塩を加え 粘りが出来るまで良くすり混ぜる。 そこに片栗粉 さとうをいれる。 最後に 卵白を少しずつ加えていく。 よく混ぜてから裏ごし。 板があれば 板にのせて形を整える。 なければ 平たい皿などで代用。 表面は手でつるつるに。 ラップできちんと包み 蒸し器で中火15分間。 水に取ってさます。 水に浸すことで つやが出る。 仙崎のかまぼこが気軽に買える所で生活していたが 父は作っていた。 だから こんなに遠くにいるのだから ますます作る価値があるというものだ。

ボケロンの酢漬け

イメージ
ボケロンの酢漬け ボケロンってひしこいわしのこと? 鰯よりさらに小さくて 油の少ないお魚です。 鰯でも代用できます。 日本にいた時はお刺身用鰯でつくってました。 魚はさばいてきれいにしておく。骨は抜く。 塩をぱらぱらとかけてしばらくおく。 ワインビネガーの白 ニンニクみじん切り オリーブオイル少々 イタリアンパセリみじん切りをかけて 3日くらいから食べ頃。 

いちじく

イメージ
スペインのいちじく カソルラはあちらこちらに木がはえてます。 今日は友人宅に取りに行きました。 すごく甘いの。 母も 実家の庭のイチジクにそっくりととても喜んで。 たくさんできるので干してクリスマスにそのまま食べたり 飾りに使ったり。 赤ちゃんのための唄 パルマ パロミータ イゴシ カスタニータ イゴがイチジクのことで イゴの複数て゛イゴスとandにあたるyイが合体して イゴシ  手を叩きながら歌います。 

モルシージャ・ブランカ

イメージ
モルシージャは一般的には豚の血を使って 色が黒。 英語でブラック・プディングの呼ばれていますが ハエンでは モルシージャ・ブランカ 白いモルシージャと呼ばれる 血を使ってないタイプが作られてます。 切って そのまま頂きます。 日本の魚肉ソーセージの食感で もっとナチュラル 松の実いり でも松の実はひいて入れられているのでぷちぷちはしません。 というような 説明でわかって頂けたでしょうか。 私は 日本の方にもきっと親しまれるあじだと思うのですが。 カソルラでは ときどき マタンサといって 豚を殺す日に 家族中が集まってわいわい言いながら モルシージャ チョリソ ハモンを作ったりします。 

お茶にしましょう

イメージ
これもティトさんのお店で買った物。 敷いているのは 大阪 梅田の茶屋町 バグースで買ったコースター。たぶん一枚百円くらい。 バグースは ロフトのそぱの路地にあります。 陶器 衣類 バッグ類 そんなにたくさん店を知ってるわけではないけど 東京・大阪・鎌倉のエスニックな小物のお店の中では一番好きです。 品揃えも多いし お値段もてごろ。 これは日本では 薬草を煎じるための土瓶。 このがっしりした感じが スペインの家によくあいます。 火にもかけられるので とっても便利。 スペインではよくハーブティを飲みます。 カモミール(カモマイル)ティをマンサニージャと呼ぶのですが 小さなりんごという意味。これは古代ギリシャで 大地の小さなりんごと呼び 元気がなくなると やはり煎じて飲んでいたことから この名前があるそうです。 

メリエンダの時間

イメージ
またティトさんのお皿です。 中の渦巻きが 大分県のおんたやきを思い出します。 左のお皿にのっているのは メンブリージョ(カリン)のゼリー ココナッツがけです。 やはり ウベダのお菓子屋さんで。 公営駐車場そばのお菓子屋さん 下を見るとちゃんと ティトさんのサイン入りです。でもお店の中のもの全部にサインがあるわけではありません。 弟子の方が作った物には ティトさんのサインはありません。 当然のことのようですが 実際にはすべてにサインをして高く売ってしまう人だっているんじゃないでしょうか。 おんたに似ているのでこういうものもぴったりです。 これはメルカドーナというバレンシア資本のスーパーマーケットで売ってるお菓子。 アペルティボ・ハポネッサ 日本のおつまみ として売っています。 お醤油味も浸透しています。 お醤油のことを ソイ・ソースにあたるサルサ・デ・ソハというかわりに キッコーマンとよぶ人も多いです。 メリエンダの時間は午後六時。 おやつの時間としては 日本的にいえば 少し遅いです。 バルに行って セルベッサ(ビール)やビノ(ワイン)とちょっと軽い物を食べたり 子供達は 家で何か少し たとえばボカディージョと呼ばれる バゲットのサンドイッチや 少し甘い物 果物などを食べて また遊びに出かけます。 

ガスパチョ用セット

イメージ
ガスパチョというトマトの冷たいスープのためのセットですが 結構色々使えます。 大きなお皿は 煮物を大人数分。 松ぼっくりが大きいので目の錯覚で小さく見えますが かなり大きい皿です。 小さい皿は ちょうど大ぶりのご飯茶碗の大きさ。 ゆったりとご飯を入れて つかったりもします。 おそうめんを頂く時にも 重宝です。 昨日紹介した 灰皿と同じ ウベダのティトさんの作品。 アラブの影響の強い緑色がきれいです。  

ウベダ ティトのお店のお皿

イメージ
これはもともと灰皿として売ってるものなのですが 色が気に入って たばこを置くところもないし お皿として使ってます。 ティトのお店は  拙ブログ で紹介してます。 ホームページでも紹介してます。 ウベダ・マドリッド間のバスの中で ティトさんのビデオを見ることができます。 娘の教科書にも出ているし 結構有名人かも。 それにしては彼の作品 なかなか良心的お値段です。 是非 一度およりください。 

アルメリアのきれいな色

イメージ
アルメリア  サン・ホセで買ったセラミックのセット サン・ホセには 市が運営する工芸品やさんがあります。 市営駐車場のすぐ。 瀬戸物だけでなく ハラッパと呼ばれる敷物もあります。 水差し 小さな少し深めのボール カップがふたつ きれいな色でしょ? このセラミックは薪で焼いているのだそうです。 薪でやいているものは 色がむらになっているところもナチュラルでなんとなく手になじむかんじ。 大切にしたいと思います。 

トマト

イメージ
掌に収まりきれないくらい大きいトマト。 太陽の味がします。 カソルラのご近所のよろずやさんで いつも野菜は買います。 

小皿達

イメージ
アルメリア サン・ホセで買った小さなお皿。 ビー玉が下のほうにあるのですが 見えますか? あれでだいたいの大きさがおわかりになると思います。 ひとつひとつ模様が違うので買う時も楽しかったです。 ひとつ2ユーロ。 食後に少しアイスクリームを食べる時や ちょっとサルサをいれて大皿の真ん中に置いたりと使える場面が多いです。 

ハエンの朝食

イメージ
ハエンの朝食 トーストにオリーブオイル そしてトマトを小さく切ってペーストにした物 こうやって パンにのせていただきます。 好みでお塩をかけて 

干しイチジク イゴス

イメージ
ご近所に住むドイツ人カップルからのプレゼント。何かなと思ったら 庭で取れたイチジクを干してチョコレートコーティング。 なすびに似せて作っています。 オレンジピール を 小さく切って 一緒に入れているので 香りが混じってとってもおいしかったです。 

オリーブオイルの壷

イメージ
ご近所のお屋敷が改装し始めたので中を見せて頂きました。お台所に通じる通路にはこんな大きなオリーブオイル用の壷が。 大きなオリーブ畑を持っているのでここにこうやって貯蔵します。やはり壷の方がおいしさが保てるようです。  

子供用のワイン モスト・

イメージ
左は アルコール〇%のワイン というかブドウのジュースです。 だから長女もがぶ飲み? もちろんいつもは瓶ごと飲ませたりはしませんが(笑)

カキ

イメージ
スペインの柿 若い人たちはスペインの柿を食べると日本の柿の方がおいしいと言います。 年取った というか私くらいの人たちですが 人たちは 懐かしい昔の味がする と言います。 日本の柿は人々の好みで少しずつ改良されていますがスペインの柿は日本から持っていった当時そのものです。 柿はスペイン語でカキ。  

小さなお魚

イメージ
スペインに住み始めて お魚を良く買うようになりました。  東京に住んでいたときは やっぱり高いし スーパーのお魚はなんとなく買う気がしなくって。近くに一件お魚屋さんがあったんだけど ちょっといじわるだったの。 とくに小さいお魚は 安くておいしい。 フライにして食べることが多いです。 塩・こしょうして 小麦粉 そして溶き卵を通して あげます。 

日本ブーム 南部鉄

イメージ
スペインは日本ブーム。 南部鉄の土瓶が流行です。 スペイン人はコーヒー派ですが ハーブティをよく飲むので 結構使われてるそうですよ。

ミンブレ

イメージ
カソルラはおじいさんがミンブレといって蔦やその他の植物繊維を編み込んで籠やわらじ なんかをつくっています。 昨日は鍋敷きを買いました。 

修道院のごちそう チキンのソース和え

イメージ
バエサの修道院 サンタ・クララのご自慢レシピです。材料 チキン1羽 (2~3㎏) 塩 小麦粉 タマネギ 2~3個 ニンニク スープの素 サフラン ローレル 胡椒 白ワイン 1カップ ゆで卵  チキンはぶつ切りにしてもらう。 これに塩 小麦粉をまぶし 揚げる。 きれいな色が付いたら鍋に並べ 薄切りのタマネギ ニンニクみじん切り 白ワイン 香辛料 スープの素をいれ 暖まったら火を弱め1時間以上 煮る。できあがったら ゆで卵の輪切りを添えて。 ソースがとてもおいしくできるので ニンニクピラフを添えても。

カソルラのオリーブオイル

イメージ
カソルラのオリーブオイルはおいしい。 スペイン各地でオリーブは作られているが ハエンの オリーブが最高と言われています。 バレンシア バルセロナは 少し湿気が多いので 第一級品はできないらしい。 イタリア製のオリーブを買って 注意深く見ると なかには made in Italy ではなく packed in Italyとなっているものがありますが それはたいていバレンシア産のオリーブオイルだそうです。 トーストにかけるだけでもすごくおいしい朝ご飯です。

ピーマンを干す

イメージ
カソルラのたいていの家の窓際には 畑で取れた ピーマンを干しています。 秋から冬。 大きめのピーマンの時期は終わって 今はちいさな 唐辛子のようなピーマンがほしています。 これは小さく切ってスープやガチャミーガとよばれるすいとんのようなものに入れます。

ピスト・マンチェーゴ

イメージ
ピスト・マンチェーゴは オリーブオイルでニンニクを炒め タマネギ ズッキーニ ピーマン を炒め煮にし トマトソースであえて頂きます。 サイコロの形に切ったポテト・フライを添えて。 ラタトーイユにもちょっと似ていますね。 ポテトの替わりに ピラフやパスタを添えてもおいしいです。

ピンクの梨 見つけた。

イメージ
ピンクの梨 なんだかとってもきれいで思わず買ってしまった。 五年住んで初めて見た。 お店の人も三十年で初めて見た だって。 新種かな? それとも他の地域の物? スペインの中でも結構ガリシアとアンダルシアとで違うから。  味見はまだです。 三日おいてからの方がいいと言われたので。 楽しみ。

イメージ
スペインでは良くお豆を食べます。 写真はよく食べるお豆 ベスト3。 上が白インゲン 左がガルバンソ(ひよこ豆) 右がレンズ豆です。 食材という視点で言うと インドとよく似ています。 このカレーをインド滞在中はよく食べましたから。 お豆をたくさん食べるからでしょうか スペインは男女ともに寿命が八十三歳。 黒たばこをあれだけ吸って お酒も飲んでこの長寿は羨ましくないですか。 特に男性が長寿なのに注目。