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海外生活でかまぼこ

父は山に行って蕗を取ってきたり 魚を釣ったり そして取ってきたいかで塩辛を作ったり 考えてみたら自給自足の人であった。 食いしんぼうでもあったのだと思う。 食事は全体に質素であったからグルメという感じとはほど遠い人だったのだけど。 その中で特に思い出になっているのは 毎年 お正月に鯛を買ってきて かまぼこをつくっていた。 考えてみれば なんて贅沢なかまぼこであろう。 市販のかまぼこより遙かに高くつく。 鯛も おさしみにしてもいけそうな新鮮でおいしい鯛を使っていた。それは最高のかまぼこであった。 今年は 作ってみようかと思う。それで 復習。 かまぼこの作り方 約4本分 鯛 おろしたもの 1㎏ 塩 大さじ二杯 片栗粉 大さじ十杯 砂糖 大さじ 五杯強 みりん 大さじ二杯 卵白 大三個 鯛は 身を包丁でこそげ落とし 水にさらし くさみをとる。 水けをとり すり鉢に入れてこすり 塩を加え 粘りが出来るまで良くすり混ぜる。 そこに片栗粉 さとうをいれる。 最後に 卵白を少しずつ加えていく。 よく混ぜてから裏ごし。 板があれば 板にのせて形を整える。 なければ 平たい皿などで代用。 表面は手でつるつるに。 ラップできちんと包み 蒸し器で中火15分間。 水に取ってさます。 水に浸すことで つやが出る。 仙崎のかまぼこが気軽に買える所で生活していたが 父は作っていた。 だから こんなに遠くにいるのだから ますます作る価値があるというものだ。

ボケロンの酢漬け

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ボケロンの酢漬け ボケロンってひしこいわしのこと? 鰯よりさらに小さくて 油の少ないお魚です。 鰯でも代用できます。 日本にいた時はお刺身用鰯でつくってました。 魚はさばいてきれいにしておく。骨は抜く。 塩をぱらぱらとかけてしばらくおく。 ワインビネガーの白 ニンニクみじん切り オリーブオイル少々 イタリアンパセリみじん切りをかけて 3日くらいから食べ頃。 

いちじく

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スペインのいちじく カソルラはあちらこちらに木がはえてます。 今日は友人宅に取りに行きました。 すごく甘いの。 母も 実家の庭のイチジクにそっくりととても喜んで。 たくさんできるので干してクリスマスにそのまま食べたり 飾りに使ったり。 赤ちゃんのための唄 パルマ パロミータ イゴシ カスタニータ イゴがイチジクのことで イゴの複数て゛イゴスとandにあたるyイが合体して イゴシ  手を叩きながら歌います。 

モルシージャ・ブランカ

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モルシージャは一般的には豚の血を使って 色が黒。 英語でブラック・プディングの呼ばれていますが ハエンでは モルシージャ・ブランカ 白いモルシージャと呼ばれる 血を使ってないタイプが作られてます。 切って そのまま頂きます。 日本の魚肉ソーセージの食感で もっとナチュラル 松の実いり でも松の実はひいて入れられているのでぷちぷちはしません。 というような 説明でわかって頂けたでしょうか。 私は 日本の方にもきっと親しまれるあじだと思うのですが。 カソルラでは ときどき マタンサといって 豚を殺す日に 家族中が集まってわいわい言いながら モルシージャ チョリソ ハモンを作ったりします。 

お茶にしましょう

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これもティトさんのお店で買った物。 敷いているのは 大阪 梅田の茶屋町 バグースで買ったコースター。たぶん一枚百円くらい。 バグースは ロフトのそぱの路地にあります。 陶器 衣類 バッグ類 そんなにたくさん店を知ってるわけではないけど 東京・大阪・鎌倉のエスニックな小物のお店の中では一番好きです。 品揃えも多いし お値段もてごろ。 これは日本では 薬草を煎じるための土瓶。 このがっしりした感じが スペインの家によくあいます。 火にもかけられるので とっても便利。 スペインではよくハーブティを飲みます。 カモミール(カモマイル)ティをマンサニージャと呼ぶのですが 小さなりんごという意味。これは古代ギリシャで 大地の小さなりんごと呼び 元気がなくなると やはり煎じて飲んでいたことから この名前があるそうです。 

メリエンダの時間

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またティトさんのお皿です。 中の渦巻きが 大分県のおんたやきを思い出します。 左のお皿にのっているのは メンブリージョ(カリン)のゼリー ココナッツがけです。 やはり ウベダのお菓子屋さんで。 公営駐車場そばのお菓子屋さん 下を見るとちゃんと ティトさんのサイン入りです。でもお店の中のもの全部にサインがあるわけではありません。 弟子の方が作った物には ティトさんのサインはありません。 当然のことのようですが 実際にはすべてにサインをして高く売ってしまう人だっているんじゃないでしょうか。 おんたに似ているのでこういうものもぴったりです。 これはメルカドーナというバレンシア資本のスーパーマーケットで売ってるお菓子。 アペルティボ・ハポネッサ 日本のおつまみ として売っています。 お醤油味も浸透しています。 お醤油のことを ソイ・ソースにあたるサルサ・デ・ソハというかわりに キッコーマンとよぶ人も多いです。 メリエンダの時間は午後六時。 おやつの時間としては 日本的にいえば 少し遅いです。 バルに行って セルベッサ(ビール)やビノ(ワイン)とちょっと軽い物を食べたり 子供達は 家で何か少し たとえばボカディージョと呼ばれる バゲットのサンドイッチや 少し甘い物 果物などを食べて また遊びに出かけます。 

ガスパチョ用セット

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ガスパチョというトマトの冷たいスープのためのセットですが 結構色々使えます。 大きなお皿は 煮物を大人数分。 松ぼっくりが大きいので目の錯覚で小さく見えますが かなり大きい皿です。 小さい皿は ちょうど大ぶりのご飯茶碗の大きさ。 ゆったりとご飯を入れて つかったりもします。 おそうめんを頂く時にも 重宝です。 昨日紹介した 灰皿と同じ ウベダのティトさんの作品。 アラブの影響の強い緑色がきれいです。