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Simone Ortega 死去

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スペイン料理の本の古典ともいうべき 1080レシピーの作者 シモーネ・オルテガ氏死去。 八十九才。 スペイン人ならだれでも知ってる哲学者 (そして この名前はよく通りの名前にもなっています)José Ortega y Gasset の 息子の妻でもあります。 この料理本 十数年前に 夫の友人の奥様にいただきました。 よく使い込みました。

entrada de trigo フェリア

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フェリアは秋のお祭り。 どこの国でも どこの農村でも 豊作を祝うお祭りがありますよね。 1日目は entrada de trigo。 小麦をテーマにそれぞれが 作業用の車に飾り付けをして 登場します。 パンはやっばり スペインでは一番大切なたべものです。 パンに関するお勧め記事 ちょっとスペイン……の別荘  本当においしいパンの定義?             村人生活@スペイン  panpanpan パンあれこれ             地球散歩  パン

イタリアで パスタ・ストライキ

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9月13日 イタリアでは パスタの値段が上がりすぎ ということを抗議して 1日 パスタなしの日をすごしました。 どこもユーロの世界は 大変です。 ランポ―旅に生きた犬 (単行本) エルビオ バルレッターニ (著), 辺見 栄 (翻訳) という本で イタリアでは 犬もパスタを食べるらしいといので驚きました。 そう言う日なのに カディスに住むこの方は こんなおいしそうな Aglio Olio e Peperoncino を召し上がってらっしゃる。 スペインって あんまりパスタは食べないというか レストランでなかなかおいしいパスタはたべられないんだけど 売ってるパスタは 安くておいしいので 自分で料理しましょう。 アルメリアには イタリア人がいっぱい住んでいます。 いわゆる イタリアレストランではなくて 普通のレストランだけどどうやら 主はイタリア人らしい というようなところが おいしいです。

スペインの小さな一口ケーキ ピオノノ

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ピオノノ 何ておかしな名前でしょう。 これは ラテン語とのミックスです。 ピオ九世 ローマ教皇の名前です。 ノノは ラテン語の九番目 スペイン語だと ノベーノ。 Pívs IX ピウスノノがラテン名 スペイン語だと ピオノベーノです。 このお菓子は ピオ九性の時代に グラナダ郊外のサンタ・フェという町で作り始めました。 細いロールケーキにカスタードクリームをまいて その上に黄身クリームをのせて 少しお砂糖をふって 焦がします。 ピオノノ九世の頭の形に似ていたから この名前があるそうですが・・・・ ピオノノ九世は 日本では ピウス九世と呼ばれることのほうが多いようです。 ウィッキーペディア  ピウス九世 在位:1846年6月16日-1878年2月7日 pionono 材料 スポンジケーキ 卵三個 砂糖 50㌘ 小麦粉 75㌘  シロップ 水 100㏄ 砂糖 70㌘ ラム酒 50cc バニラ レモンの皮 オレンジの皮 カスタードクリーム 卵二個 小麦粉 40㌘ バター大さじ1 砂糖20㌘ ラム酒 大さじ2 黄身クリーム 卵6個 砂糖50㌘ 水 70㏄ スポンジケーキ 卵に砂糖を加えて 固く泡立て 小麦粉を混ぜて 受け皿にバターを塗り ハトロン紙を敷いて 180℃で 6~10分 焼きます。 焼いている間にシロップを作る。 材料を全て火にかけ 10分煮る。 スポンジケーキに シロップを塗って しっとりさせます。 カスタードクリームは 卵は砂糖を加えて よく泡立てて小麦粉をまぜ 暖めた牛乳を加えて 弱火で火を通してできあがり。 さましておきます。 少し ラム酒を加えておいてもよいです。 ロールケーキは なるたけ細めに作ります。 鉄板の二分の一に切って 二本つくります。 黄身のクリーム シロップをまず作っておきます。 黄身を泡立てて そこに少しずつシロップをまぜ ゆっくりかき混ぜながら煮ます。 クリーム状になるまで ゆっくりかき混ぜ続けてください。 ピオノノについてもっと知りたかったら  Pionono, un dulce muy artesanal サンタフェのピオノノを買う  http://www.pionono.es/ スペインのどの地域でも 二十四時間以内にお届け だそうなので スペインにいらした時は是非 お試しください。