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葡萄は クリスマスだけじゃ ないよ と言うテーマ

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ぶどうはクリスマスだけじゃない っていうのは スペインでは 大晦日の夜 十二時の鐘の音にあわせて12個のぶどうを食べる習慣があります。詳しくは 「 12個の葡萄 大晦日のスペイン 」をお読みください。 で クリスマスはナビダ Navidadなんですが これは 12月24日から1月6日まで。 だから この大晦日にいただく 葡萄も 「クリスマス」を代表する食べ物になるのです。 葡萄のブルーチーズクリームづめと 野菜チップス ブルーチーズ 50㌘に 生クリーム大さじ1 バター小さじ1 をまぜて 電子レンジに20秒くらいいれて柔らかくしてまぜて ブルーチーズクリームを作ります。 葡萄は 皮の厚い種類の場合はしっかりむいて 一部に少し切り目を入れて 種を出します。 小さいスプーンを使って取ると 簡単にとれます。 そこに クリームをしぼりいれます。 小さめのカナッペ用トーストにもクリームを絞り出して その上に葡萄を置きます。 子供用には クリームチーズでも 言いと思いますが 葡萄の甘さとブルーチーズの独特の味がとてもあって おいしくワインがいただけます。 真ん中にあるのはチップス。 ナボ という 大根の一種 ユッカ 人参を薄く切って 揚げます。 お団子みたい・・です。 丸く切り出した洋梨のワイン煮と葡萄をくしざしにしました。 うずらのエスカベチェに いくつか葡萄を配してます。 肉料理に 果物を置くと おいしさがひきたちます。 エスカベチェは 酢を使った煮物。 肉類を一度 バージンオイルで 揚げるか 焼いて 黄金色にして 野菜とワインで煮て 肉が軟らかくなったら 酢を入れます。 酢はかなりの量。 シェリー酒のビネガーが理想ですが 手に入らない場合はワインビネガー。 この ウズラの場合は暖かいときもおいしいのですが できれば 2・3日置いて 冷たくして頂くとおいしいです。 その時 もう少し 酢が必要だと思ったら かけて。 6日くらい おいしくいただけます。 魚でも おいしい。

パン・デ・カラトラバ

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カラトラバのパンって何? カラトラバといえば スペイン好きな人には こっちを思い浮かべる方が多いかもしれません。 スペイン人の建築家 サンチアゴ・カラトラバ ウィッキーペディアのページは こちら です。 でも ここで言う カラトラバのパンは 修道士のグループ(オルデン)の一つカラトラバ。 ここの修道士によって作られたお菓子ということらしい。 これはパンプディングと同じ。 元祖・パンプディング ということでしょうか。 材料 牛乳 2リットル 砂糖 カラメルの分 100㌘    プディング生地 400㌘ 卵 12個 ブランディー 150から200㏄ レモンの皮 シナモンスティック まずカラメルを作ります。 砂糖と少量の水を火にかけ 沸騰させ しばらく置いて 色がかわったら 型に敷きます。 大きめのパウンド型二本。 牛乳は温めて 砂糖を加え 溶かし シナモンとレモンの皮に匂いをつける。 卵を溶いて 牛乳を少しずついれ まぜる。 型に あまったマドレーヌなどを置き ブランディをかけ 牛乳と卵を混ぜた物をいれます。 暖めたオープン(180℃) 受け皿に水をはって 型をおいて80分。 湯煎のことをスペイン語で バニョ マリア といいいます。 マリア風呂 と言う意味。 こげつけないように 優しく 暖める ということでしょうか。

トマトの皮で 薔薇の花

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トマトを湯むきにせず 包丁で薄く 薄く むいていきます。 りんごをむくように。 へたのほうからではなく 反対側から。 ただ 途中で切らないように注意して。 その長い皮を花の表面を下にしてぐるぐるまいて 形を作っていきます。 簡単なテクニックですが 意外と子供が喜びます。 食べたとしても大丈夫なので。

Danoneのコマーシャル 忍者っ!

ダノンの忍者シリーズ 忍者 ニンジャって ことばとしては有名。 カーニバルの衣装も 忍者シリーズ 人気です。 マドリッドの郊外 アルカラ・デ・エナレスには 空手道 柔道 忍者道 のクラスがありました。 忍者道って なんだっ? 是非 教室を覗いてみたかった。

Coca ColaのこのCMが好き

チキンのさばき方 ハモンシート・デ・ポジョ

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チキンのもも肉をチューリップ型に作り替えます。 ビデオにあるように もも肉から骨を半分とり 残りの骨を身につきさして 袋の形にして タコ糸でしばって形を整える。 これを熱い油で揚げて 表面を黄金色にする。 別鍋で ソースを作る。 ソースの材料 ふとネギ一本 大根 5センチ にんにく 5片 トマト 皮をむいて 種をとる スープ できれば チキンの骨でとって用意したい。 ない場合は水 ワイン (できれば スパニッシュソースだが これはのちほど説明します。ワインで作ったソース) 今回はワインを カップ一杯入れる。 生クリーム 50cc 塩 胡椒 野菜類をみじん切りにして 炒める。 できればオリーブオイルで 軽く塩・胡椒し スープとワインをいれ 軽くあげておいたチキンを入れて しばらく煮る。 最後に 生クリームを入れて できあがり。

赤い薔薇ソースの伝説

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日本ではまず映画から紹介されました。1992年製作だけど 日本公開はもう少しあとだったと思います。 たぶん 1994年。 メキシコ映画。  原題は  Como agua para chocolate 。(ウィッキーペディア 英語) チョコラテのための水のように というのが 直訳。 チョコラテは どろっとしたココアよりもっと濃い飲み物。 スペインだと チュロとかチュロよりもっと 太めのポーラスとじゃぱじゃばとつけて頂きます。 その チョコラテを作るための水 すなわちぶくぶくと沸騰している。 憤った心を表すメキシコの慣用句。 主人公ティタはある家族の末っ子。 ペドロと愛し合っています。 しかし 母親は末娘は 母親の世話をするもの ということで結婚を許しません。 ペドロは愛するティタと一緒にいるために ティタの姉と結婚します。 ティタは 愛を伝えるために お料理をし続ける。 本では 各章が1月から12月までになっているのですが それぞれ レシピーではじまります。 1 Tortas de Navidad(クリスマスケーキ クリスマスは 1月6日まで続くので) 2 Pastel Chabela(チャベラビールのケーキ チャベラを歌うマリアッチがあります。) 3 Codornices en Pétalos de Rosas(薔薇の花びらソースをかけた ウズラ) などなどと続きます。 それぞれのレシピに関しては また書きたいと思います。 この3番目の ペドロのプレゼントの薔薇の花束で作ったレシピーから 邦題はつけられたようです。 映画の中では 男をなじるティタの場面があるのですが 原作にはなく ただひたすら 料理を作り続ける。 だから そこには エロチックな魔法がかかってしまう。 「愛は考えるものじゃない。感じるか、感じないかだ。」 この小説は 売れ行きから ガルシア・マルケスの「百年の孤独」と比較されますが 私は むしろマルケスの 「エレンディラ」を思い出しました。その強烈な母親とエレンディラの祖母の性格によって。 エレンディラは まだ少女です。 両親が亡くなって 祖母の世話をしていますが 不注意から家を燃やしてしまう。 それで 祖母は 失った物を返すために 売春をさせる。 そして 最後は男の子が彼女のために 祖母を殺す。 もちろん 男の子は 彼女と一緒に行こうと思っている