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ヨーグルト・ケーキ

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Bizcocho de Yogur ヨーグルト を使った ケーキです。 スポンジケーキのことを スペイン語では ビスコッチョ と呼びます。 材料 バター 100㌘    さとう 300㌘    卵 6個 白身と黄身に分ける    ヨーグルト 250㌘    レモン 一個 皮すり下ろしとレモン汁    小麦粉 400㌘    ベーキングパウダー 大さじ1 作り方 バターは室温にもどしておく。     さとうとまぜて 白く泡立てる。     卵の黄身にヨーグルト レモン汁 レモンの皮のすり下ろしを混ぜておく。     上記の黄身を少しずつバターと混ぜる。     ここに 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜたものを振り入れ よく混ぜる。     白身を泡立てる。 泡立てるとき ひとつまみの塩を入れると 泡立て安い。その時はバターは無    塩バター使用のこと。     この白身を 黄身と小麦粉をまぜたところに入れて 泡が消えないよう気をつけながら 切るよう    に混ぜる。     22センチの型 一個分。     18センチの型の場合 半分の量で。     180℃のオーブンで45分から1時間。 好みで表面に粉砂糖をふりかける。 いつまでもしっとりおいしいケーキです。 レモンがないときは 他の柑橘系くだものを利用してください。 少しだけ スペイン語 白身をぴんと立つように泡立てることを  punto de nieveと言います。 montar a punto de nive 白い雪が つんと立っている あの雰囲気を想像してみてください。    

マヨネーズ

マヨネーズの作り方 卵黄 1個 オイル (私はひまわりを使います)1カップ 塩 ひとつまみ レモン汁 レモン半個 お湯 大さじ1か2くらい 卵黄と塩 レモン汁を混ぜる。 泡立て器で まぜながら 数滴ずつ オイルをいれる。 だんだん固くなってきたら ひとはだより少し暖かいくらいのお湯を足します。 そこにまた オイルを少しずつ入れて 混ぜていきます。 ニンニクをすりおろしていれると アリオリ風になります。(ほんとうのアリオリは卵黄をいれませんが)  マヨネーズは スペイン メノルカのマオンという村で作られた食べ物です。 1756年に (スペインでは二派に別れて戦っていました。そしてそれぞれにフランスとイギリスが荷担していました)メノルカでイギリスとの戦いに勝ったフランス軍のRichelieuが たまたま通りかかった 宿で食する物をもとめたのですが 何もなく あるものだけで作ったのがこのマヨネーズだったといわれています。 これはスペインのソースのもっと古い物 アリオリからニンニクをぬいたものであると想像できますがたまたま 戦争中で ニンニクもなかったのではないかといわれます。 そしてこのソースにパンを浸して食し たいそう気に入ってフランスに持って帰りました。 その後 フランスでは マヨネーズはフランスの食べ物であるという説を実証しようとする動きが強まりました。そして 次の詩が発表されたのです。 Dans votre bol en porcelaine, Un jaune d´oeuf étant placé, Sel, poivre, du vinaigre à peine, Et le travail est commencé. L´huile se verse goutte a goutte, La mayonnaise prend du corps, Épaissisant sans qu´on s´en doute En flots luisants jusques aux bords. Quand vous jugez que l´abondance Peut suffire à votre repas, Au frais mettez-là par prudence Tout est fini - N´y touchez pas! この詩はLancelot に

スペインでかんてん

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  ごらんのように 高級品ぽい。 海草で作られてるから ヨードもいっぱい。 ヨーロッパでは ヨードが 不足がち。 もちろん今では ヨード卵なんかもあるし 問題ないのだけれど。 ゼラチンのほうがずっと 安いです。 板ゼラチン なぜか ドラッグストアに売っています。

なす

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berenjena ベレンヘナと発音します。 アルマグロのなす料理が有名。 さすがに インド出身の野菜のせいか 歴史あるアルマグロのなす料理はインド料理の香りがします。

ヨーグルトはやっぱりダノン

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イタリアのダノンのCM。 イタリアンだわ と思ってしまいました。 ダノンは 最初の工場をスペイン バルセロナに置き その後 アメリカに移転 現在 フランスを本拠地とする  多国籍企業です。エビアン・ボルビックといった水も 同じ会社で扱っています。 創立者の息子の愛称から取って Danone。 だからスペインでは ダノーネと発音します。

スパイスでもっとスペインらしく

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グラナダの町 を歩くと 出店でスパイス類を売っているのを見かけます。 私の住んでいるハエンより スパイス類の種類は豊富。 一般的イメージとして スペイン料理って 辛い と思われてる方も多いかも。 でも スペイン人って カレーとかスパイシーで辛い料理は苦手です。 辛い picante ピカンテ ピリ辛のことですが ちょっとピリ辛とピカンテって似てませんか? では スペイン人がよく使うスパイスは何でしょう? 一番有名なのは サフランですね。 そのほか タイム ローズマリー にんにく イタリアンパセリ クミン ミントなどです。 日本語名 表記   発音 サフラン azafrán アサフラン タイム tomillo トミージョ ローズマリー romero ロメーロ にんにく ajo アホ イタリアンパセリ perejil ペレヒル クミン comino コミーノ ミント hierba buerna イェルパ ブエナ(マドリッドの人が 発音すると ジェルバ ブエナと聞こえます。) それから お菓子類には バニラとオレンジの花の抽出液 バニラ vainilla バイニージャ オレンジの花の抽出液 azahar アサアル タイムとローズマリーは 山に行くとたくさん生えているので スペイン料理によく使われるというのが納得です。

ロスキージャ

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スペイン語では 大きいこと または小さいことを表現するときに 名詞のうしろに on, ona ito ita illa illoなどをつけます。 たとえば 女性 mujerに onaをつけて mujerona 大女という意味です。 また casaにitaをつけて casita 小さな家 ですが 自分の家に愛情を込めて言う時にも。 小さい方がなんとなく愛情がこめられるようで 大きい方は 悪口を言う時に使われます。 でも 食べ物の時は少し様子が違うかもしれません。 だって 食べ物って 大きくても 小さくても おいしいものはおいしい。 roscoロスコは 穴の開いた小麦粉菓子のことですが 大きいのは roscón。 お正月にいただく  ロスコン・デ・レジェス  直径が20センチ以上。 そして ちいさな ドーナツ ロスキージャ。 rosquilla でも スペイン語には 男性名詞 女性名詞があって 小さくしても大きくしても 性は変わらないはず。 なぜ ロスコンは男性で ロスキージャは女性なんでしょう。 男性ならもっと大きく感じて 女性ならますます小さく感じるからなんですって。 あらあら マチスタの言語だわ。 ロスキージャ 小さなドーナッツですが アメリカンドーナッツとはひと味違います。 多くの スペイン菓子と同様 アニス酒がはいるのです。 では 作り方です。 小麦粉 250㌘ さとう 120㌘ 卵   一個 アニス酒 大さじ1(甘口) オリーブオイル エクストラバージン 大さじ3 ベーキングパウダー 小さじ1 レモンの皮のすり下ろし レモン一個分 水 大さじ1~2 全ての材料を混ぜ合わせ よくこねて 細いひもをつくり わっかにして揚げる。 それだけです。 揚げ油も オリーブオイル エクストラバージンを使います。 オリーブ油の風味が かなり影響するので好みのものをお使いください。