投稿

パタタ・ア・ラ・インポルタンシア 大切なこと風じゃがいも

イメージ
importanciaは importante 大切な の 名詞形です。 ア・ラ・イタリアーノ っていうと イタリア風 だから 大切なこと風 って訳してみましたが とにかく ジャガイモのちょっとおしゃれな食べ方だよーん ということで。 まず ソース(Salsa)を作ります。 タマネギ・ニンニク みじん切りにして 炒めます。(たまねぎ一個 ニンニク 一かけ) よーくよーく炒めます。  そこに 小麦粉を大さじ1 いれて スープ(できれぱガラスープ なかったら スープの素を溶かしたもの)をいれて ちょっと 濃いスープを作ります。 ジャガイモ 輪切り。 薄切りではなく 少し厚め。 塩・胡椒して 小麦粉・溶き卵を通して揚げます。 黄金色(dorada)になったら 取り出して 油を切り 耐熱容器に入れて ソースをかけて オーブンで十分。 肉料理に添えても。 フライド・ポテトと違って 作っておいて 食べる時に暖めればQKなので 便利です。 スペインでは ジャガイモって ほんとに大切な食材だと思います。 毎日 いただいています。 トルティジャ パタタ・ブラバ パタタ・フリタ などなど ギソにもかならず入ってます。

フラメンコな目玉焼き

イメージ
Huevos al Flamenco フラメンコっていうと 踊りを思い浮かべますが これはフランドル風のと言う意味だと思います。 北ヨーロッパのストーブを利用した卵料理の変形だと思います。 耐熱容器に 炒めた野菜 を 置き トマトのすり下ろしと ハモン・セラーノ チョリソ などを置いて オーブンで焼いただけの簡単料理。 写真は アルカチョファ グリーンピース 空豆 タマネギ ニンニク ハモン チョリソを使ってます。 ベーコン ハムなどでも けっこうです。 ただ 野菜を炒める時は オリーブオイルを使ってください。

コチニージョ 子豚の丸焼き

イメージ
コチニージョは セゴビアの料理として有名です。 子豚の丸焼きです。 おいしいコチニージョの条件は ひちすら 皮がぱりばり。 そのためには 全体に マンテカ つまり ショートニングをしっかり塗って 時々オーブンを開けて 霧吹きします。マンテカには すりおろしたニンニクをまぜて 焼く前に 白ワインを たっぷりかけます。耳 爪 しっぽは 焦げやすいので アルミニウムで保護してあげましょう。 この写真のコチニージョは生後四ヶ月です。 中火のオーブンで約2時間です。 ちゃんとかりかりに焼けたら お皿で切ることができます。 かりかりになってる状態を crujienteと言います。 村人生活@スペインのセゴビアについての記事  「俺たちは労働者」という誇り  1990年の旅の思い出です。

クロケッタ クリームコロッケ

イメージ
  スペインの普通のおかあさんがよく作る料理のひとつが この クリームコロッケです。 たとえば チキンの丸焼きをした次の日 こびりついた肉をほじくり出して また サーモンの丸焼きや塩焼きをした時に余った時 それから がらでスープをとったあと スペインのガラはかなり大量に肉が残っています。 それからハムの骨でスープをとったあと。 乾いている時はとれなかった ハモン・セラーノが 骨からほろりと落ちてきます。 いろんな料理のあまりものの肉の破片を使う いわば 余り物の利用法の一つです。 まず ベシャメルソースを作ります。 バターとオリーブオイルをまぜて暖め そこに 小麦粉をふりいれます。 バター 大さじ1 オイル 大さじ1 小麦粉 大さじ3 から 4 くらい。 いったん 火から下ろし 牛乳をいれます。 300㏄。 まだ慣れていない時は 暖めて入れた方が だまになりにくいです。 泡立て器を使ってまぜましょう。 もう一度火にかけ 泡立て器でまぜながら 重くなるまで煮ます。 塩・ナツメグ・白胡椒をふりいれてできあがり。 ここに あまった肉片とあまった野菜類 タマネギのいためたものをいれて 全部あたため そのまま容器に移し替えて さまします。 さめて かたくなったら 俵型にまとめます。 小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて 揚げます。 アペリティフなら かなり小さく 軽い食事用なら 大きめに作ります。 冷凍保存もできます。 小さく作れば こおったまま 揚げればよいのですが 大きい場合は 解凍してから。 少し熱いオイルであげます。 温度が低いと 壊れて中身が出てきますので注意。