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パーティの用意 Manjar Blanco

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普通のお料理教室と違うのは ここは本当にレストランの一角を利用しているので結婚式パーティのときは手伝ったりして その時に作る量が半端ではないということ。 ピーマンのツナのつめもの 六百個 用意しました。 ピーマンにはマンゴのソースをかけるのです。 かけて 3日以上寝かせます。 マンゴのソースには カソルラのちょっと辛い(HOT)エクストラバージンオイルを使います。 ブレンダーもこんなに大きいです。 肉体労働者です。 これも六百個用意しました。 スペイン版のババロア。マンハール。ジンを二本 入れました。 マンハール 牛乳 3㍑ アーモンドクリーム 1㌔ 砂糖 900㌘ レモン 一個 シナモンスティック 2本 板ゼラチン 八枚(水につけておく) 生クリーム 2㍑ ジン コップ2杯 レモンの皮・シナモンスティック 砂糖 700㌘を牛乳に入れ 火にかける。 沸騰寸前に火から下ろし アーモンドクリームをいれ よくまぜ 水でもどした板ゼラチンを一枚ずついれてかき混ぜる。 これを容器ごと 氷水につけて 冷やす。 その間に 生クリームを泡立てる。 生クリームに200㌘の砂糖を足して 泡立て始める。 完璧に泡立てるのではなく あと一歩というところでやめる。 最初の牛乳とアーモンドクリームのミックス液がさめたら そこに生クリームを足していきます。 よくまぜたら 油を塗った型に入れて冷やす。 お皿に取り出し チョコレートの飾りとくだもの ホイップクリームなどで飾る。 書いてから気付いたのですが Manjar Blanco フランス語だと blanc-manger。 ブラマンジュのことだったんですねっ。 起源は アラブの料理です。

フラメンキンはフラメンコの味?

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flamenquin 要は 野菜の肉巻きなのですが。 中に入れるモノは ピーマンを軽く揚げた物とゆで卵。 ピーマンは 軽く塩をして低めの油でじっくり揚げても良いし 軽くオリーブオイルをかけて低温のオーブン(140℃くらい)で 1時間くらい焼いて柔らかくしたもの。 ちょっとまとめて作っておくと 彩りに使えます。  ピーマンとゆで卵は 小さめに切って用意しておきます。 ここでは 豚の肩肉 ロモを使います。 叩いて広げる。 ニンニクとパセリをすり鉢でつぶしたものを肉の表面に塗ります。 塩・胡椒をする。 小麦粉・溶き卵・パン粉をつけて 揚げます。 中身は火が通った物なので まわりがきつね色になったら取り出します。 切り口はこんな感じ。 フラメンキンはもともと ハモンセラーノ(スペインの生ハム)を撒いてあげるのが本家 コルドバ式ですが アンダルシアの各地域で 色々な作り方があります。 マヨネーズを添えて。  ハモンヨーク(日本で普通に売っているタイプのハム)など 好みで。 でも このうちの先生に習ったピーマンとゆで卵があっさりして私は好みです。 こーんな長いのを出してくれるレストランもあるんだって。 参考 ウィキーペディア  flamenquin

おひさまのたまごのデザート

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スペインの代表的果物と言えばやはり オレンジでしょうか。 バルに行って オレンジをその場で搾ってくれるジュースはおいしい。 スエーデンのエルサ・ベスコフの絵本「おひさまのたまご」では 森の中でオレンジを見つけた妖精が おひさまのたまごだと思うお話です。 最終的にそれがとってもおいしいジュースを持ってることがわかって鳥に頼んで南の国に行って 好きなだけオレンジのジュースを吸い取る話。 そこはきっとスペインなのでしょう。 このデザートはとても簡単。 オレンジの皮は薄く薄くむいて くるくる巻いて薔薇の花に。 そのまわりに 薄皮をむいたオレンジを並べ 好きなワインをかけます。 甘いタイプのワインが合います。 それから好みで シナモンパウダーをかけて ミントの葉を飾ります。

スペインで一番 読まれている料理の本

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スペインって やっばり家制度みたいなのがまだまだ古風だったから だと思うけど たいていの料理は 母から娘へ 姑から嫁へ と言う感じで受け継いできたのではないかと思います。 だから 特に料理の本もなかったし 料理の仕方のスタンダードもなかった。 みんなそれぞれの家庭の味を大事にしていたと思う。 だからこの本は 革命とも言えるかも。 1080のレシピー  少しずつ核家族化が進んだり 大学進学で家を出て 料理をきちんと覚える機会が減っていったのが原因かも。 写真のない シンプルにレシピーだけの本なので外国人にはちょっとイメージがつかみにくいかも。 この本 十年前に スペイン人と結婚していた女性に頂きました。 著者のシモーヌ オルテガと娘のイレーネ オルテガ。 2006年2月 フランスのアートと文学の騎士団の騎士の称号を受賞。