マドレーヌ シリコンの型を買いました。

なんの変哲もなく マドレーヌmagdalena です。 
フランス ロレーヌ地方の食べ物と言われますが
スペインでも 多くの修道院で 作られています。
特に スペインのラ・コルーニャでは 名物と言われるほど。
マドレーヌ スペイン語だと マダレーナ
ごく普通の女の人の名前ですね。
ご近所にも マダレーナおばさんが住んでいます。
どうやら 少し 流行遅れの名前らしく 子供で マダレーナと
言う子には 会っていません。

子供時代 マドレーヌの絵本が大好きでした。
1960年うまれのわたしが マドレーヌの本で育ったというと
みんな びっくりします。
田舎なのに なぜか 絵本専門店があり ピーターラビットのぬいぐるみも
そこで買いました。 そして 母はそういうものが大好きだったのです。
マドレーヌはパリの女の子ですが スペイン大使の息子 彼はすごく悪い子の代表でしたが
が出てきて わたしの中に フランスの女の子とスペインの男の子のイメージができあがって
しまいました。


シリコンのマドレーヌ型を買ったので マドレーヌを作ってみました。
シリコンというのに まだまだ抵抗があって
料理コースの先生はさかんに シリコンの型(モルデ)を勧めていたのですが
決心するのに 三年もかかってしまいました。
プラスティックだって 赤ちゃん用のほ乳瓶に使われているプラスティックは 安全性が高いと言われながら 実際は そのプラスティックから出てくる物質によって 子供の精液がドンドン減少しているという記事を読みました。
アメリカで ペットボトルを捨てた湖のワニたちの異変も伝えられています。
性器がきちんと作られていず 雄だけれど コンプレートではない。 それゆえに
どんどん減少しつつあるという報告。
また 人間の場合 特に日本でですが 胎児が男の子なのだけど ペニスがついていても
それは ただの肉のかたまりで 利尿機関とつながっていないため 生まれた後 すぐ死ぬ可能性が高いので 中絶を勧めたり。 そう言う例も プラスティックに原因があるようです。

ですから 子供達用の食器には いっさいプラスティックを使ったことがないのですが
このシリコンは プラスティックよりも 安定性があるという記事を読み 最終的に 購入することにしてしまいました。



こういうふうに曲がります。

ものすごく簡単に型から出せる。
型に 紙を敷く必要がないので その分 ゴミは減る と言う点 エコロジー的自己満足。
その他 黄身を塗る時の刷毛も シリコン製を買いました。
これは 刷毛の毛がたまに 落ちたりすることを考えると ずっと 衛生的な感じがします。

マドレーヌは ごく普通の作り方で作ってます。
バター 100㌘
砂糖  80㌘
小麦粉 80㌘
コーンスターチ 20㌘
レモン半個 皮すり下ろしとジュース
卵   2個

柔らかくしたバターに砂糖を少しずつ混ぜて ここに一個ずつ 卵の黄身を混ぜていく。
粉類 レモン皮を入れて混ぜる。
白身にレモン汁を混ぜて ピンとたつまで泡立てる。 (プント・ニエベ)
泡立てた 白身を二回に分けて 粉類に混ぜていき 型にいれて 中火のオーブンで15分。

この分量がちょうど 上のシリコンの型 六個分です。

スイス人に教えてもらった方法は バターと砂糖をかき混ぜる時 手でこねてしまうというもの。
これは 最初 少々 抵抗がありましたが やってみると 簡単にバターと砂糖 そして そのあと
卵の黄身とも良く混ざります。 たしかにスイスだと 寒くて 室温で バターが柔らかくなる というのは なかなか ないかもしれません。 どんなに暖房の効いた家でも 台所の温度は 少し低めに設定されているでしょうから。

コメント

三十路オンナ さんの投稿…
おはようございます!

エコなマドレーヌの型、いいですね♪

環境にもよさそうですし、
便利そうですね♪♪♪

絵本、いいですね♪♪♪
色んな思い出ありますね。

本や映画にもお詳しく、
ブログ、読んでいて
とっても、勉強になります。
また更新、楽しみにしています!!!
kumiko さんの投稿…
三十路さん
コメントありがとうございます。

色が今ひとつ 好きになれないシリコンなんですが・・・。
映画はね みんなが知ってるのは知らなかったり すごい偏りあるんですよ。

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